15 ページ17
薮side
「いのー?すりりんご食べれそう?」
光に言われた通りすりりんごを作って、寝室に入る。
伊「ちょっとなら………」
「うん。無理しなくていいから。」
伊野尾の体を起こしてやって、ベッドのそばの壁と伊野尾の間にクッションを入れてやる。
伊「………やぶ、あーして」
「ん、いーよ。はい、あーん」
伊「ぁりがと………」
自分で言って照れるとか可愛いやつ。
伊「やぶ、すりりんごできたんだね……」
「いや、お粥作ろうと思ったけど作れねぇしどうしようと思って光に聞いたら…………」
伊「!!……ひかるに言ったの?」
「ごめん、ごめん。言い方が悪かったな。まだ言ってないよ。伊野尾が調子悪いとしか言ってないから。大丈夫、伊野尾が自分で言うまでなんにも言わないから」
伊「そっ、かぁ…。」
「うん」
伊「明日ちゃんとみんなに言えるかな………」
「大丈夫だよ。俺がついてるし。」
伊「……そだね。」
「おう。………もう食べれない?」
伊「うん……ごめん」
「謝んのなーしー。はい、薬飲んじゃいな」
伊「ありがと………やぶ水……」
「あ、取ってくるわ。忘れてた」
そう言って寝室から出てドアを閉めた時中から、伊野尾の声がかすかに聞こえてきた。
伊「こわいよ………。おれやだよ…まだみんなと一緒にいたいよ……」
声を押し殺して泣く伊野尾の姿を想像すると胸が苦しくなって、俺まで泣きそうになった。
でも、伊野尾の前では泣かない。
そう決めたんだ。
…………………………………………
みなさんお久しぶりです。
おサボり気味ですみません!
Twitter開設いたしました。
よろしければフォローしてくださいな。
@riiiico_ybin
いのりこぴん
360人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琳(プロフ) - ぜらにうむー。さん» ありがとうございます!ぜらにうむー。さんも気をつけてくださいね、まだまだ寒いですし!笑笑 (2018年2月20日 21時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
ぜらにうむー。(プロフ) - 琳さん» いえいえ笑!いつも楽しんで読ませてもらってます。これからも更新楽しみにしてますね!お体にお気をつけてください〜 (2018年2月20日 21時) (レス) id: fa79175199 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - ぜらにうむー。さん» ご指摘ありがとうございます笑笑熱で頭がぼけてます笑笑 (2018年2月20日 19時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
ぜらにうむー。(プロフ) - お話番号が、41から43にとんでますよ! (2018年2月20日 18時) (レス) id: fa79175199 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - 佐藤さん» ありがとうございます!しっかり楽しませていただきますね笑笑 (2018年2月14日 22時) (レス) id: e962c1ecea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琳 | 作成日時:2017年11月22日 5時