気分屋なぼく(ybin) ページ10
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吾輩は猫である
名前は…ある。
ぼくの名前はいのおけい
珍しい三毛猫のオスで、さらにもっと珍しいまっしろな体と青いおめめがチャームポイント
まだ生まれて1年もたってないんだよ！
飼い主はやぶこうた
雨の日に道に捨てられてたぼくを拾ってくれてお世話してくれてる
背が高くてぇ、ふにゃって笑ってぇ、とーっても優しいんだよ！！
でも、やぶには変なところがあって……
それはなんでも人間と同じように名前をつけること
ぼくもいのおけいだし
あそこの金魚のりょうちゃんは、やまだりょうすけって名前だし
ここにいるガジュマルの大ちゃんは、ありおかだいきっていうの。
そしてぼくはおこってるんだよ！！
だってやぶ、ぼくのことだけ名前で呼んでくれないんだもん………
りょうちゃんは『りょうすけ』って呼ばれてて
大ちゃんは『大ちゃん』って呼ばれてるのに
ぼくだけ『いのお』って呼ぶんだもん！！
ぼくも『けい』って呼んで欲しいのに！
ずるい………
｢けいちゃん、まーた言ってるのそれ｣
｢む、りょうちゃんにはわかんないよ！｣
｢まあまあ、いのちゃん。なんやかんや言ってこの中で1番やぶくんが可愛がってるのっていのちゃんだし、いいじゃん｣
｢大ちゃん、それほんと…？｣
｢だってエサあげた後も食べてるいのちゃんのこと嬉しそうにニコニコ見てるし、遊んでもらってるじゃん｣
｢！！確かに！じゃあぼくやぶの1番だね！｣
｢そうだね｣
｢にゃーん、やぶだいすきぃー！！！｣
｢はぁ………けいちゃんって単純｣
りょうちゃんが何か言ってる気がしたけど気にしない気にしない！
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美波 - 薮伊野が大好きな自分がほかのメンバーとのお話も読んでいて好きになれるので、作者さんお話書くの上手いなぁって思います。なんだかいい感じの薮伊野のお話2人の関係これからがどうなるか楽しみです。 (2020年9月21日 15時) (
レス) id: c7784f9e2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳
| 作成日時：2020年8月19日 1時
