＊ ページ50
yb
｢ちょっと伊野尾ちゃんほんとに大丈夫？おぶるよ、俺…｣
｢大丈夫だから…それに山田ちっちゃいから俺なんかおぶったら潰れちゃうよ｣
｢誰がチビだ！！｣
スタジオに向かう途中で撮影が終わったらしい山田と伊野尾に遭遇した
歩くのも辛そうで、自分のガキさに腹が立った
｢あ、薮ちゃん…｣
｢お疲れ。伊野尾、ちょっと話がある｣
｢なに、、｣
｢あー……、俺先楽屋戻ってるわ。伊野尾ちゃん、ちゃんと話するんだよ｣
メンバーにもこんなに気を使わせて、俺は一体何がしたかったんだろう
久しぶりに伊野尾の顔を正面から見た気がする
クマが酷い、あんなにぷにぷにだった頬も今は影ができるくらいほっそりとしていて
思わず伊野尾の頬に手を伸ばした
｢……やぶ？｣
｢ごめん、俺伊野尾の事何も考えられてなかった…俺が伊野尾を縛り付けてるって勝手に決めつけて、伊野尾の気持ち考えられてなかった
別れたいと思ったことなんて1回も無い…ほんとにごめん……｣
伊野尾と別れて初めて気づいた
俺の隣にいる事も、まっすぐ愛を伝えてくれてることも、何もかも当たり前じゃなかった
｢ほんと……？俺の事嫌いじゃない？｣
｢うん、嫌いじゃない。ごめん、いっぱい傷つけて、いっぱい泣かせた……でも俺、伊野尾じゃないとダメだから、また俺と付き合ってくれる？｣
｢うん………！｣
嬉しそうに頷いて満面の笑みで飛び付いてきた伊野尾が可愛くてたまらなかった。
これから先も2人で夢のような夢を見続けよう
握った手を離さず、永遠に…
end
………………
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
御空色これにて完結となりました
こちらが無事に完結したので暫くは大きくなぁれに専念しようと思います
とりあえずもう終わってしまいましたが、薮くんのお誕生日、節分、バレンタインを書こうと思います
そちらの方もお時間ある方は覗いてみてください。
こんな駄作に最後まで付き合ってくださり、本当にありがとうございました。
ご意見ご感想等ございましたら、よろしくお願いします。
琳
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 402人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美波 - 薮伊野が大好きな自分がほかのメンバーとのお話も読んでいて好きになれるので、作者さんお話書くの上手いなぁって思います。なんだかいい感じの薮伊野のお話2人の関係これからがどうなるか楽しみです。 (2020年9月21日 15時) (
レス) id: c7784f9e2c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琳
| 作成日時：2020年8月19日 1時
