今日:26 hit、昨日:4 hit、合計:103,108 hit
小｜中｜大
＊ ページ24
in
｢まぁ、伊野尾は昔からそういう奴だったもんな｣
｢え？｣
｢人より努力して1番上にいるくせに、謙遜ばっかで、あたかも努力してませんって感じで、飄々としてて、周りに何言われても言い返さずに全部言いたい事飲み込んで…………1人で苦しんでる｣
｢そんなこと…｣
｢その有名な先生の所に就職出来たのも、お前の力あってのもんだろ。教授と仲良いだけで、なんにも出来ねぇ無能なやつを置いとくほどその人はあほじゃねぇだろ。｣
さっきから薮の言葉がひとつ1つ
心の中にすとんって落ちてくる
これが俺の欲しかった言葉なのかな
｢っ、……あ、ごめ、｣
｢うぉ、まじか！お前よく泣くなぁ笑笑この前も泣いてたろ笑｣
落ちる涙を拭き取るように親指を頬に沿わしてくれる薮。
あぁ、落ち着くなぁ……って
｢この前もって……気づいてたの！？｣
びっくりして涙も引っ込んだわ
｢逆に気づかれてないと思ってたのがすげぇな。｣
｢そ、そんなに分かりやすかったかな……｣
｢目は真っ赤だし、涙の跡ついてたし、どうやったら気づかないのか教えて欲しいくらいだわ｣
｢うっ、………｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 402人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美波 - 薮伊野が大好きな自分がほかのメンバーとのお話も読んでいて好きになれるので、作者さんお話書くの上手いなぁって思います。なんだかいい感じの薮伊野のお話2人の関係これからがどうなるか楽しみです。 (2020年9月21日 15時) (
レス) id: c7784f9e2c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琳
| 作成日時：2020年8月19日 1時
