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｢ただいまー………｣
薮が寝てちゃいけないからそーっと静かに帰宅。
リビングに電気は着いてるけど、返事がないから恐らく寝落ちしてるんだろう。
｢やっぱり。｣
大きなソファの上で口を少し開けて寝てる愛しい人
起きてる時はあんなにかっこいいのに
寝てる時はこんなに可愛いんだもん
好きになるに決まってる
｢ふふ、ただいま。｣
すっとしゃがみこんで、起きないようにおでこにキスした
普段は出来ないからこういう時にこっそりするのが俺の楽しみだったり
風呂でも沸かそうと立ち上がろうとした時、腰に手がまわった
｢薮？｣
｢いのー……………おかえり｣
｢ただいま。ごめん起こしちゃった？｣
｢んん……起きた、から……だいじょぶ｣
｢起きたんならベット行きなよ。ソファだと体痛くなっちゃ…うわっ｣
ベットに行って寝てきなよって言いたかったのに
薮に抱きよせられたせいで言えなかった
｢ちょっ、薮…俺風呂まだだし汚いから｣
｢汚くねぇよ…｣
可愛くない言葉しか言えない
でもすごくすごく嬉しい。
久しぶりの薮の匂い、薮の体温、薮の温もり
全部にときめいてしまう。
初恋じゃないのに
やっぱりこの人が好きなんだって
実感させられる
｢いいじゃんか、しばらくこのままで…久しぶりなんだし｣
｢………うん。そうだね｣
｢ん、いいこ……｣
｢ふふ、…薮だいすき｣
｢俺も。伊野尾が大好きだよ｣
end
＿＿＿＿＿＿＿＿
伊野尾くんおかえりなさいぃぃぃい！！！！！！！
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美波 - 薮伊野が大好きな自分がほかのメンバーとのお話も読んでいて好きになれるので、作者さんお話書くの上手いなぁって思います。なんだかいい感じの薮伊野のお話2人の関係これからがどうなるか楽しみです。 (2020年9月21日 15時) (
レス) id: c7784f9e2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳
| 作成日時：2020年8月19日 1時
