仕事 ページ16
後ろにいたのは…センラさん。
「センラさ「センラ!」」
私の声を遮って、センラさんを呼ぶ浦田くん。
…え?
「浦田さん何してるんですか、こんな所で」
ふたり、もしかして知り合い?
全然繋がりが見えないんだけど…。
「センラこそ何で…あ、そっかここ、センラの会社だっけ?」
「ハイ。1度帰ろうとしたんですけど、やり残した仕事あったの思い出して戻ってきました。」
「そーなんだ。おつかれ。」
「どーも。」
私を無視して浦田くんに話しかけるセンラさん。
「……っ」
ふたりが話してるスキに、
何とかしてその場から逃げようとしたけど、
やっぱり浦田くんの手はふりほどけない。
すると、センラさんの目が私に向けられた。
「…ところで、浦田さん、ちょっとそいつ借りてもええですか?」
「「えっ?」」
浦田くんと私の素っ頓狂な声が重なる。
え、私を?借りる??
「…センラ悪いけど、今から俺ら大事な話があるんだ。だから……」
「ちょっ、話さないって言ってるじゃない!」
「浦田さんお願いや。さっき言った残ってる仕事ってのが結構やばくて、佐和に手伝ってもらわんと終わらないかもしれへんねん。」
あ…なんだ、そゆことか。
でも、理由はなんであれ、この場から逃げれるのであれば好都合。
ちらりと浦田くんを見ると、
少し不満げだったけれど、
「仕事なら仕方ないか…」
と、腕を離してくれた。
「ありがとな、浦田さん。
ほら、行くで。」
「あ、はい!」
センラさんは浦田くんに軽く会釈をしたが、
私は浦田くんを振り返ることなくセンラさんの後について行った。
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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2021年9月17日 1時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - この作品めっちゃ好きです!センラさん推しとしては嬉しいです!!あと、更新はもうしないのでしょうか?私は続きが読みたくて書かせてもらってます。ご検討お願いします (2021年4月8日 3時) (レス) id: a2041f9d5c (このIDを非表示/違反報告)
蜜-mitsu-(プロフ) - いろみずさん» 返信遅くなってしまってごめんなさい!通知に気づいていませんでした…!センラさんが大好きなので、毎度更新するのが楽しいです!読んでくださってありがとうございます! (2020年6月20日 23時) (レス) id: d0044b0fe5 (このIDを非表示/違反報告)
いろみず - ああああああ!好きが溢れてますね!これからも頑張ってください! (2020年5月31日 18時) (レス) id: be92b83ba0 (このIDを非表示/違反報告)
蜜-mitsu-(プロフ) - あまち@黄色さん» わぁぁありがとうございます!浦田さんが悪者であることに以前指摘を受けたことがあったので、そういう風に言っていただけることはとても嬉しいです。作者的にも、実はこの過去大好物で(笑)先日実習が終わったので、また更新したいと思っています! (2019年11月18日 12時) (レス) id: d0044b0fe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蜜 | 作成日時:2018年8月3日 23時