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「急に何、言ってるんですか」
突然の重い告白に驚きながらも、
ウィンウィンの目を見つめて問い返してみた。
けど彼は恥ずかしがる素振りもなく、
より一層私を見つめ返してきた。
「え、急にってどういうこと？
一目惚れしたってさっきから言ってるけど」
「いや、まぁ、そうなんですけど
私たちさっき初めて会ったばかりだし、、」
「ばかりだし、何？」
彼の目線が私を突き刺すように
視界に入り込んでくる。
いやいや、そんな顔されたら断りづらいって！と思うものの、彼の気持ちの本気さが伝わってきて、しどろもどろになってしまう。
「いや、だから、その
付き合うとか考えられないです」
「さっき初めて会ったのを理由に俺を振るの？」
「そうですね、、」
それしかないでしょ、、
どんな人かも分からないんだから！！
そう思い私が断っても、彼は諦めの表情を見せることなく、絶対に食い下がらないという顔で近づいて来る。
もう、しつこいなぁ！と思い、逆に私は少し彼から遠ざかった。
「でもさ、知り合ってから長かったとしても、付き合ってみないと分からないことだってあると思うんだけど」
「う、、まぁ、そうですけど」
彼の引かない強い姿勢にビクビクしてしまい、なんて返せば良いかわからず言葉を濁してしまった。
他方で、私が最適な理由を言い返せないのを良いことに、ウィンウィンはより攻めの姿勢に入っていた。
「俺は本気だから」
「う、、」
うぅ、、どうすればいいの、
このいったりきたりな状態〜〜！！
確かに、どうにでもなれ精神でノコノコついてきた私も悪いけど、急に告白されても『はい、わかりました！付き合いましょう！』とはならない。それに、私にだって好きな人がいる。
そんな私の様子を見かねたのか、ウィンウィンは大きくため息をついて私を見た。
「、、わかった、ごめん
さすがに俺もしつこ過ぎたかも」
「しつこ過ぎますって」
おっ、やっと根負けしてくれたか〜と思って、つい私も安堵のため息を吐いてしまった。
でも、その姿をウィンウィンはバッチリと見ていたのか、『いやいや！でもでも！』と粘り強く話を続けた。
「また絶対、Aに告白するから！
その時にはちゃんとした返事もらうから」
いや、今のがちゃんとした返事なんですけど！？そう言いたいのが山々だったが、私はこの押し問答に疲れ果て、小さく首を横に振った。
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ももの木(プロフ) - haruk1204さん» コメントをして頂き、ありがとうございます！今後もよろしくお願いいたします。 (2022年10月29日 23時) (
レス) id: 15bd7255da (このIDを非表示/違反報告)
haruk1204(プロフ) - 超絶楽しみです！これからどうなるのか凄いワクワクします！更新楽しみにしてます♡ (2022年10月26日 1時) (レス) id: d1652f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
ももの木(プロフ) - 朽ちるズさん» コメントを下さり、ありがとうございます！お返しが遅くなってしまい申し訳ありません。今後ともよろしくお願いします♡ (2022年2月4日 17時) (レス) @page35 id: 013577f937 (このIDを非表示/違反報告)
朽ちるズ - 凄く面白いです〜♡ジェヒョンと主人公ちゃんとウィンウィンの三角関係めちゃくちゃ好きです♡！！！応援してます！！ (2021年11月14日 19時) (レス) @page34 id: 2e68ed41e7 (このIDを非表示/違反報告)
ももの木(プロフ) - 秋涼さん» コメントして頂き、ありがとうございます！この作品のウィンウィンを好きでいて下さって本当に嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2021年8月23日 0時) (レス) id: 013577f937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももの木 | 作成日時：2021年8月4日 18時
