番外編：ジェヒョンくんと1日遅れのクリスマス�� ページ39
クリスマス。
いつか自分に大切な人ができたなら。
一緒に特別な夜を過ごしたいと思っていた。
それが、憧れだった。
『お揃いだね』
JH『ん。サイズぴったりでよかった』
『そういえばよくサイズわかったね？どうして？』
JH『んーーナイショ？笑』
えーずるい！気になる！と笑うA。君が寝ている間に色んな指輪を試しに買ってきてサイズを測ったなんて言えるわけない。考えただけでも気持ち悪い奴だろ俺。
『あ、ご飯食べようよジェヒョンくん！冷めちゃう』
JH『そうだね…って。A忘れてる』
『？？』
ポカンとした顔で俺を見るA。指輪をはめてからしばらく泣いていた為か、目が真っ赤だ。かわいい。
JH『さっきの”お願い”。二つしか聞いてないよね？三つ目は？』
『あー…もう大丈夫！キャンセルする！』
JH『は？なんで？』
『大丈夫なものは大丈夫なのっ』
JH『気になるじゃん。教えてよ』
立場逆転。立ち上がるAの腕を今度は俺が止める。すっごい言いたくなさそうな顔してる。絶対言わしたる。
JH『こんな短時間でキャンセルしたくなるような願いなワケ？』
『・・・』
JH『俺にいえないような事だった？』
『そういうわけじゃ…ないです』
JH『だったら言ってよ。気持ち悪いじゃん』
グイッと腕を引っ張れば、いとも簡単に倒れてくるA。甘いバニラの香りがまた届いて。理性が飛びそうになる。
JH『…俺たち仮夫婦だよね？隠し事、今からしていいの？』
『〜〜っ』
JH『さみしいな。俺の嫁さん、俺にナイショがあるんだ？』
冗談ぽく拗ねてみせる。するとAは分かりやすく焦って口を開いた。
『私、恥ずかしくて…！』
JH『恥ずかしい？何が？言ってみて？』
『…ジェヒョンくん、いじわるだよ…』
それはAが可愛いのがいけない。
モジモジするAが可愛くてしばらくほっといたら、俺の腕の中で”あー”だの”うー”だの唸ってる。かわいそうだし、そろそろ終わらせてやるか(笑)
『ジェヒョンくんの、』
JH『ん？』
『お、お嫁さんに…なりた…い…なって、あ…うん。思ってたの』
…なんて？
『私の気持ち伝わったのかな…って思ったら嬉しくて。もう叶ったから取り消…キャ！』
彼女を抱えたまま立ち上がる。ごめんだけど、この夕飯は朝食になるだろう。
今、俺はこいつを愛したくてたまらない。
JH『A』
『？』
JH『愛してる』
君だけを永遠に。
この気持ちも、伝わったよね？
★END★
会えるなら26かなと思い^^
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smiley_heram(プロフ) - うわわわわわ！めちゃくちゃキュンとして思わず泣いちゃいました…本当にいつも感動をありがとうございます！いつも応援してます！ (2019年1月3日 17時) (
レス) id: 4d5c582579 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - やったー！大好きなお話だったので、続編嬉しいです！！楽しみにしてまーす( ^ω^ ) (2018年10月30日 21時) (レス) id: 9488cd6895 (このIDを非表示/違反報告)
メェネェ(プロフ) - とても好きな作品なので削除はつらいです。 (2018年10月27日 23時) (レス) id: f6ab9f70c2 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - このお話に出会ってからNCTを知ることができました。完全に削除するんじゃなくてパスワード限定公開とかにはしませんか？？このお話は私の精神安定剤です。わがままですいません。 (2018年10月26日 19時) (レス) id: fabce44eac (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編、番外編とても楽しみにしていたので残念です。何回も読み直したり楽しく拝見していたのでシリーズごと削除されるとのことでショックです…今後書き直して再度アップすることもないのでしょうか？ANAさんの作品が好きなので悲しいです。でもこれからも応援します。 (2018年10月26日 15時) (レス) id: da6d9d40c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ANA
| 作成日時：2017年10月3日 14時
