68話 ページ18
MK『…素敵ですね』
JH『だろ？マークもいつか出会えるよいつか。…あっ』
ふと目に入ったのは、薄いデニム生地のエプロン。
鳥や草花が、色とりどりの刺繍で描かれていて、ポケットが二つ、付いている。
MK『ヌナに似合いそうですね。夏っぽいし、いい感じ』
JH『…うん。絶対似合うと思う』
幸福亭で使うには、オシャレすぎるかもしれない。
でも、あの笑顔と、ふわふわの栗毛に、ぴったりな気がした。
HA『えー！エプロンですか！？お揃いのマグカップとかお揃いの箸とかお揃いの茶碗とかいっぱい売ってるのに！？』
JH『似合うと思わない？』
HA『絶対似合いますけど！ウリAヌナは何着てもカワイイし…』
JH『お前のヌナにしたつもりは無いけど？』
HA『ヒィ！ヒョ、ヒョンのカノジョなら、なんでも似合うと思います…！！！』
これもいかがですか？
と、なぜか震えながらへチャンが渡してきたのは、ピンクのふわふわした何か。
HA『シュシュって言うんですよ、知ってました？』
JH『シュシュ？何それ？』
HA『髪を結ぶやつです。ほら、ゴムになってるでしょ？ヌナこのあいだ、髪を結わいていたし、いくつあっても困らないんじゃないかなーって』
どうですか？僕センス良くないですか？と、ニコニコしながら聞いてくるへチャン。
ひょうひょうとしているように見えて、しっかり人を見ているんだよなぁ。
JH『絶対喜ぶと思う。ありがとう』
MK『さすがイ・ドンヒョク』
HA『…あーあ！オンマ以外の女性にプレゼント買うの初めてだ！Aヌナ責任とってくれるのかな…』
JH『やー！笑』
帽子に黒マスクと…軽い変装をしている男３人組が女性モノをレジに持っていったときの店員の顔は忘れられないけど、無事、綺麗にラッピングしてもらえてよかった。
店の外に出れば、あのエプロンのように爽やかな青空が広がっている。
JH『昼メシいく？』
HA『待ってました！』
MK『腹減りましたー！』
HA『Aヌナの作ったご飯が食べたーい！』
JH『ん？なんか言った？』
MK『ヒッ』
HA『な、なーんちゃってェー！ヒョン！あそこにガパオの店がありますよ！ささ！行きましょう！！』
(でもいつかヌナのアップルパイ、僕も食べてみたいな)
(やー！へチャン！！)
(今度聞いてみるよ。シュシュ選んでくれたし、トクベツにね…？)
((目が笑ってないですヒョン))
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smiley_heram(プロフ) - うわわわわわ！めちゃくちゃキュンとして思わず泣いちゃいました…本当にいつも感動をありがとうございます！いつも応援してます！ (2019年1月3日 17時) (
レス) id: 4d5c582579 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - やったー！大好きなお話だったので、続編嬉しいです！！楽しみにしてまーす( ^ω^ ) (2018年10月30日 21時) (レス) id: 9488cd6895 (このIDを非表示/違反報告)
メェネェ(プロフ) - とても好きな作品なので削除はつらいです。 (2018年10月27日 23時) (レス) id: f6ab9f70c2 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - このお話に出会ってからNCTを知ることができました。完全に削除するんじゃなくてパスワード限定公開とかにはしませんか？？このお話は私の精神安定剤です。わがままですいません。 (2018年10月26日 19時) (レス) id: fabce44eac (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編、番外編とても楽しみにしていたので残念です。何回も読み直したり楽しく拝見していたのでシリーズごと削除されるとのことでショックです…今後書き直して再度アップすることもないのでしょうか？ANAさんの作品が好きなので悲しいです。でもこれからも応援します。 (2018年10月26日 15時) (レス) id: da6d9d40c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ANA
| 作成日時：2017年10月3日 14時
