65話 ページ15
JH『Aの声、ちゃんと聞こえたよ』
『ほんと？よかったぁ。結構叫んだんだよ。喉痛かったもん笑』
JH『…ずっと立ってて大変だったでしょ？』
『１時間くらいだし、それはへっちゃら！』
JH『なら今度は、単独ライブに来てもらわないと』
『たんどく？NCTだけってこと？すごいね〜！！』
目をキラキラさせて喜ぶA。
かわいいな、と思っていたら、自然と彼女の左手をキュッと握っていた。
小さくて、暖かい、愛おしい手。
『えっと、』
JH『正直、嫉妬したんだ』
Aを見つけたと思ったら、隣に男がいるだなんて、想像もしていなかったから。
JH『俺は一生オッパって言ってもらえないし』
『同い年だから？』
JH『うん』
『そんなことで嫉妬してるの？』
JH『そんなことって…まあ、わからないだろうけどさ』
ふてくされるように頬を膨らませば、”子供みたい”と笑うキミ。
『じゃあもう言わない。ジェヒョンくんがやだって言うなら、誰にも言わないよ』
JH『こんな男、呆れた？』
『ううん。やきもち焼いてくれたのかなーって、嬉しかった！』
JH『…好き』
『ふふ、私も』
だめだ。ニヤニヤしてしまう。なぜだ。可愛すぎるだろ。
２人で手を繋ぎながら、微笑み合う。
…のに、それを邪魔するようなアラームの音が響く。
JH『15分だ。もう行かなきゃ…』
『お仕事だもんね』
JH『…はぁ、アイドルつらい。もっとAと一緒にいたい』
『えーどうして？』
まだソファーに座る俺に対して、上着をせっせと着ながら、クールに返すA。
何だよ。寂しくないのかよ。
『みんなに笑顔、届けられるジェヒョンくん、素敵だと思うけどなぁ』
JH『…』
『私は、いつものジェヒョンくんも好きだけど、キラキラお仕事してるジェヒョンくんも、大好きなの！』
JH『よし、頑張ってくる！！』
(ジャニヒョーンお待たせ！)
(お、復活してる)
(あー俺のカノジョまじかわいい。まじ癒し)
※まだ付き合ってません
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smiley_heram(プロフ) - うわわわわわ！めちゃくちゃキュンとして思わず泣いちゃいました…本当にいつも感動をありがとうございます！いつも応援してます！ (2019年1月3日 17時) (
レス) id: 4d5c582579 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - やったー！大好きなお話だったので、続編嬉しいです！！楽しみにしてまーす( ^ω^ ) (2018年10月30日 21時) (レス) id: 9488cd6895 (このIDを非表示/違反報告)
メェネェ(プロフ) - とても好きな作品なので削除はつらいです。 (2018年10月27日 23時) (レス) id: f6ab9f70c2 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - このお話に出会ってからNCTを知ることができました。完全に削除するんじゃなくてパスワード限定公開とかにはしませんか？？このお話は私の精神安定剤です。わがままですいません。 (2018年10月26日 19時) (レス) id: fabce44eac (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編、番外編とても楽しみにしていたので残念です。何回も読み直したり楽しく拝見していたのでシリーズごと削除されるとのことでショックです…今後書き直して再度アップすることもないのでしょうか？ANAさんの作品が好きなので悲しいです。でもこれからも応援します。 (2018年10月26日 15時) (レス) id: da6d9d40c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ANA
| 作成日時：2017年10月3日 14時
