52話 ページ2
TY『…遅い』
JN『あれ？どうしたのテヨン』
JH『…』
TY『どうだったの？Aちゃんの反応。言ったんでしょ？』
JH『〜〜ッ聞いてくださいよ！』
深夜1時。ラジオ組の帰宅を出迎えたのは、ピンクのパジャマ姿のリーダー・テヨンだ。
前髪をヘアバンドで押し上げて、さっぱりとおでこを出している。
JN『先にシャワー浴びるね(察し)』
JH『あ、はい』
TY『じゃあユノはこっちおいで』
そう言って冷蔵庫からイチゴウユを２つ取り出してソファーに腰掛けるテヨン。
明日もNCTの朝は早い。他のメンバーは、日々の練習に疲れて既に夢の中だ。
それでも彼がジェヒョンの帰りを待っていたのには、理由がある。
(ユーノやい！プリンがAちゃんだったんだね！)
(・・・)
それは数日前。
ソファーでくつろぐジェヒョンに何気なく放たれたテヨンの言葉から始まった。
JH『…カトクでも言ってましたけど、プリンってなんですか』
YT『ジェヒョンの女＝テヨンの女ってことや』
JH『え』
TY『さらっと嘘つかないでユタぐんっ』
YT『そのほうがおもろいやん？』
TY『そーかもしれないけどっ、ややこしくなるでしょっ』
JH『イチャコラしてないで、ちゃんと説明してもらえます？』
(こわっ)
JH『つまり、ヒョンがペンに追われて、たまたま入った店の店員さんがたまたまAだったってこと？』
TY『そうだよ！助けてもらったの！』
JH『じゃあ…あいつの言ってたティーちゃんって…そうだったんだ』
YT『まーまー！安心しろって！こいつマジでその気ないから』
JH『…ほんと？』
TY『ほんと！てかユタにも言ったけど、安心したの。俺。』
JH『？』
TY『プリン…Aちゃんはすごく心の優しい子だったから…１回しか会った事ないけどね？本当にそう思えたから、ジェヒョンがこの子を選んでくれて良かったって、写真見たとき安心したの』
JH『ヒョン…』
TY『で・もっ！！』
YT&JH『？』
TY『忘れてないよね？ユノや？俺たちそろそろカムバだよね？』
JH『…あ』
TY『”あ”じゃないよっ、むしろこれが本題だよっ！』
(今度会いに行く時、ちゃんとしばらく会えないって言ってくる事！絶対だよ！！)
TY『で？ちゃんと言えたの？』
JH『…』
TY『ユノ？』
JH『はい。でも…でもあいつ、ちっとも淋しそうじゃなくて。あっさり見送られちゃいました』
TY『付き合ってないんだし、そういうものじゃないの？』
JH『でもっ…なんか俺ばっかり…って思っちゃうんです。って、わがままですよね』
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smiley_heram(プロフ) - うわわわわわ！めちゃくちゃキュンとして思わず泣いちゃいました…本当にいつも感動をありがとうございます！いつも応援してます！ (2019年1月3日 17時) (
レス) id: 4d5c582579 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - やったー！大好きなお話だったので、続編嬉しいです！！楽しみにしてまーす( ^ω^ ) (2018年10月30日 21時) (レス) id: 9488cd6895 (このIDを非表示/違反報告)
メェネェ(プロフ) - とても好きな作品なので削除はつらいです。 (2018年10月27日 23時) (レス) id: f6ab9f70c2 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - このお話に出会ってからNCTを知ることができました。完全に削除するんじゃなくてパスワード限定公開とかにはしませんか？？このお話は私の精神安定剤です。わがままですいません。 (2018年10月26日 19時) (レス) id: fabce44eac (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編、番外編とても楽しみにしていたので残念です。何回も読み直したり楽しく拝見していたのでシリーズごと削除されるとのことでショックです…今後書き直して再度アップすることもないのでしょうか？ANAさんの作品が好きなので悲しいです。でもこれからも応援します。 (2018年10月26日 15時) (レス) id: da6d9d40c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ANA
| 作成日時：2017年10月3日 14時
