20話 ページ20
優しくて大人しくて、自分の意見を持たなそう。
バラエティではそう見えるかもだけど、テイルヒョンは毒吐きで自己を持っている。
そう、誰よりも。
『お待たせしました〜！』
TA『わ〜おいしそう』
『コーラも！』
JH『あ、ありがとう』
TA『頼んだっけ？』
JH『いや、えーっと』
『ジェヒョン、いつもコーラのむ。コーラ好き！』
TA『へぇ〜〜仲いいんだねぇ』
にやにやしながら鍋をつつくヒョン。
そんな目で見なくたっていいじゃないですか…
Aは俺たち以外の客の接客にいそしんでいる。
何か注文が入るたびにせかせかと動く姿を見て、ちゃんと受け答えが出来ているのか。少し心配になる。
(あ〜…そんな早口で言ってもアイツ聞き取れないよ…)
昼間っから酒飲みが何言ってるか…俺でも理解しにくい韓国語でAに注文しているのが見えた。韓国料理の知識も無い上、語学力も無いAには難しいだろう。一生懸命に聞くけど、分かっていないみたいで何度も聞き直している。ああ、そんなに顔を近づけるなよ。
JH『〜ッ！』
(いま、あのオヤジ、Aの腰さわった！？)
思わず立ち上がる。
TA『落ち着けジェヒョナ』
JH『でもっ』
TA『いいから見てみろ』
『あら〜ごめんなさいね、この子まだ入ったばかりだから。えっと何？チャンジャ？ちょっと待っててね』
『ごめんなさい、アジュンマ、チャンジャ？』
『大丈夫。教えるからおいで』
申し訳なさそうに謝りながら、アジュンマと一緒に厨房に消えて行くA。
JH『…』
TA『…ラーメン、のびるよ』
キッとオヤジを睨んで、席に座る。
テイルヒョンは物珍しそうに俺を見ながら、もくもくと鍋を食していた。
JH『いただきます』
TA『美味しいね、ここのメシ』
JH『…でしょう？お気に入りの店なんで、教えないでくださいね』
TA『お気に入りのあの子の事も？』
JH『ぶっ！』
TA『そんな心配なら居酒屋でバイトするなって言えよ。俺だったらあんな風に絡まれてる姿、ほっとけないけどな』
JH『…俺、別に彼氏じゃないし』
TA『ふ〜ん。あ、Aちゃん！』
JH『(Aちゃん！？)』
『はーい…？名前？教えたっけ？』
TA『ジェヒョナに聞いたの。ねぇいまいくつ？』
『え？』
JH『ちょ、ちょっとヒョン！？』
『20歳です』
TA『へ〜。彼氏いるの？』
JH『！』
『かれし？…いっいませんっ』
JH『(なぜ照れる！？)』
TA『じゃあ年上は？アリ？ナシ？』
JH『！？！？』
ぐいぐい系テイルさん。
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あとむ(プロフ) - 是非是非続きを書いてください！！毎回めちゃくちゃ楽しみにしてます!!!!!! (2017年10月2日 22時) (
レス) id: 00cb297c2f (このIDを非表示/違反報告)
は。(プロフ) - いつも更新楽しみにしています★是非是非！続きお願い致します！！ (2017年10月2日 20時) (レス) id: 81f6a51ace (このIDを非表示/違反報告)
ルミ(プロフ) - 読みたいです！この作品大好きなので続けてほしいです。いつまでも待ってるので続き書いてくれると嬉しいです！！お願いします！！ (2017年10月2日 20時) (レス) id: 16dfec7bec (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - 是非続きをお願いしたいです！毎回ワクワクしながら読ませていただいてますし、何回も読み直しています。二人のこれからがとても気になります！！宜しくお願いします！ (2017年10月2日 19時) (レス) id: 4a4a6be8af (このIDを非表示/違反報告)
りり - 毎回楽しみに読ませて頂いてます〜！ジェヒョンだけじゃない他のメンバーの会話も凄く好きです！是非ご自身のペースで完結まで書き続けて欲しいです^^ (2017年10月2日 10時) (レス) id: 43ac158a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ANA
| 作成日時：2017年1月3日 23時
