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人間界で初めての朝を迎えた感想。
『かたい…、』
MK「…」
彼はなぜこんなにもスヤスヤと寝られるのだろうか。
『床がかたくて…からだがいたぁぁいい！！！！！』
MK「っ…、！…っくりした、…」
慌てて起き上がるマークの髪の毛は、
まるでアールを支える雲のようにふんわりとしていた。
『あ、8時だ。』
既にマークが起きると言っていた時間から1時間も経過していた。
彼の方を見ると、目をまん丸にしてバタバタと支度を始めた。
そんなの、これを使っちゃえばいいのに。
そう手を伸ばそうとした瞬間、ジョンウ先輩の言葉を思い出した。
私の能力は人間に恐怖を与える。
そう心に強く念じて、これから何があろうとも使わないと決心した。
『私も行く！！』
MK「はぁ！？学生証ないやつがどうやって行くんだよ、バカか！」
『ある！ここに！』
ゴソゴソと探せば簡単に出てくるこのポシェット。
人間界馴染みグッズが次々と出てくるのだ。
マークはさっきよりも数倍大きく目を見開いたが、
そんなことはどうでもいいとでも言うかのようにそそくさと外へ駆けて行く。
『マーク！待てー！』
その後をついて行くように追いかけた。
初めてだった、地面を踏みしめながら走るのは。
自分の足が、人間と同じ感覚であるということに
溢れる喜びと
ほんの少しの不安と
心が締め付けられる罪悪感に襲われた。
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jj(プロフ) - きよさん» きよさんこんばんは。嬉しいお言葉ありがとうございます☺️緩やかな更新ではありますが、暖かな目で見ていただけるとありがたいです。 (2021年10月5日 21時) (
レス) id: 8106d5d01c (このIDを非表示/違反報告)
きよ - 凄く気になります。応援してます (2021年9月28日 21時) (レス) @page5 id: 6a5fa5ea77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jj | 作成日時：2021年9月24日 17時
