12月6日 〜騒がしい出庁〜 ページ10
次の日、Aたちは全員出勤。
『陣平〜送って〜。』
陣平「送って欲しいならさっさと乗れ…。ん？あれお前の部下じゃね？翠零の方。」
陣平が車のドアを開けた時翠零を見つけて指を刺す。
『あ、本当だ。ちょっと行ってくるね。』
Aは翠零の元に走っていく。
『おはよ、翠零くん。』
翠零「うわっ。A先輩⁉︎びっくりした〜。」
Aが声をかけると異常に驚く翠零。
『そんなに驚く…？』
翠零「急に声かけて来たので…。先輩の家ってこの辺でしたっけ？」
『違うよ。もっと向こう。』
翠零「向こうって…。」
『ねぇ、ちょっとついて来て？』
Aはそう言うと翠零の手を取って陣平の方に行く。
翠零「あ、トヨタクラウンだ。かっこいい…って⁉︎ま、松田刑事⁉︎」
案内されたところに憧れの陣平がいることで驚く翠零。
陣平「よ、おはよーさん。翠零…？」
翠零「おはようございます‼︎松田刑事‼︎」
A(翠零くん声大きい…。憧れてすぎだろ。)
『ねぇ陣平。どうせなら翠零くんも送ってくれない？』
翠零「えっ。いやいやいや恐れ多いです‼︎無理です‼︎松田刑事に迷惑なのでは⁉︎」
『迷惑じゃないよ〜？だって昨日陣平が翠零くんはお気に入りって話してたもん。』
翠零「え。本当ですか⁉︎」
研二「ほんとだよ。」
翠零「は、萩原刑事。おはようございます‼︎」
研二「おはよ。確かにいい子だね。イケメンだし。」
翠零「ありがとうございます。」
翠零は憧れの先輩たちに会えてとても嬉しそう。
『ん？もしかして翠零くん…陣平だけじゃなく…他の人たちにも憧れてる…？』
翠零「あ、バレました？」
『うん。』
陣平「とりあえず一緒に行くから乗れ。」
このままだと延々と話し続けそうだと感じた陣平が言う。
翠零「はい‼︎ありがとうございます‼︎」
翠零は研二に言われて助手席に乗り込む。
後部座席にはAと研二、班長。
ちなみに零と景光は先に帰った。
翠零「松田刑事の運転を間近でみれるとか…最高すぎます…。」
助手席で翠零が謎の言葉を連呼していたのは聞かなかったことにする。
陣平「着いたぞ。」
陣平が駐車し終えるとみんな車から降りる。
『ありがと。じゃ頑張ってね。』
陣平「おうよ。翠零もな。頑張れよ。」
翠零「はい‼︎」
こうして騒がしい出庁が終わった。
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鶯 御飴 - 狼闇月夜さん» 本当にありがとうございます‼︎他の作品もぜひ読んでください。 (2月12日 10時) (
レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。警察学校組のことは最初は降谷さんしか知らなかったのですが、姉や『5人を救いたい』で、より知ることが出来ました。ありがとうございました！ (2月12日 6時) (レス) @page41 id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 今日は伊達班長の命日です。( ´△｀) (2月7日 7時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 瑠碧さん» ありがとうございます！ (2月6日 21時) (レス) id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 狼闇月夜さん» 通りすがりの者(?)ですが…お誕生日おめでとうございます！ (2月6日 19時) (レス) id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 御飴 | 作成日時：2023年12月28日 18時
