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12月5日 〜同期たちのお話〜 ページ6

『寒…。早く開けてよ〜。』


Aは手をこすり合わせ、愚痴を言いながらドアが開くのを待つ。


陣平「よ。遅かったな。」


『ちょっと書類に手間取っててね。』


陣平「へぇ。ま、語彙力ないAは書類なんて書けねぇか。どうせ部下の…翠零?にでも書いてもらったんだろ。」


『は?そ…そんなわけないでしょ?」


陣平「図星だろ。とりあえず入れよ。」


『うん。お邪魔します。』


Aも家に入った。


景光「久しぶり、A。元気だった?」


『あ、ヒロ〜。久しぶり‼︎元気だったよ。』


零「Aにしては遅かったな。」


陣平「こいつ書類に手間取って部下に書かせてたらしいぜ。」


『ちょ、それは誤解‼︎』


同期6人が揃うと早速騒ぎ出す。


班長「ったく…お前らほんと変わってねぇな。」


班長がお父さんのように言う。


『え?そう?』


班長「ああ。」


研二「ま、細かいことは気にしなくてもいいんじゃない?ほらほら、飲もうよ。」


『そうだね。』


陣平「どうせ揃わないだろってダメ元だったけど揃ったし。」


景光「飲まない以外ないよね。」


零「二日酔いするなよ。」


こうして同期たちの飲み会が始まった。


最初は部下や上司の話。


『ねぇ聞いてよ。私の部下のさ、宮崎翠零って言うんだけど、陣平の大ファンでさ〜。』


零「よりによって松田の⁉︎」


『うん。なんか爆処のエースで伝説の刑事だからかっこいい‼︎っていつも聞いてて。』


研二「えっ。俺も爆処のエースだったよ⁉︎」


『萩の話は出ないね。』


景光「かわいそ〜。」


班長「俺は高木渉って部下がいるんだけど、俺と同じ名前だからなんか親近感湧くんだよな。」


陣平「知ってる知ってる。わたるブラザーズって触れ回ってるだろ。」


研二「あ、それなら俺も部下の女の子から聞いたよ〜。」


零「班長は班長で有名みたいだな。」


景光「あ、オレおつまみ作ってくる。」


『ありがと〜。』


陣平「俺の上司の佐藤は…とにかくやべぇ運転だったり…。あの時(観覧車の事件)よりも命の危機を感じる。」


『そんなにやばい?』


研二「でも佐藤ちゃん可愛いから人気じゃない?佐藤ちゃんが上司羨ましいなぁ…。」


『あんたの部下も女の子でしょ。』


班長「やっぱ萩原は女好きだな。」


研二「そんなことないよ。でも部下の赤城 このは(あかぎ このは)ちゃんは、ちょっとドジで可愛いよ?」


『またそーゆーこと言ってる…。』

12月5日 〜同期たちのお話〜→←12月5日 〜松田の家に集合〜



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鶯 御飴 - 狼闇月夜さん» 本当にありがとうございます‼︎他の作品もぜひ読んでください。 (2月12日 10時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。警察学校組のことは最初は降谷さんしか知らなかったのですが、姉や『5人を救いたい』で、より知ることが出来ました。ありがとうございました! (2月12日 6時) (レス) @page41 id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 今日は伊達班長の命日です。( ´△`) (2月7日 7時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 瑠碧さん» ありがとうございます! (2月6日 21時) (レス) id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 狼闇月夜さん» 通りすがりの者(?)ですが…お誕生日おめでとうございます! (2月6日 19時) (レス) id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鶯 御飴 | 作成日時:2023年12月28日 18時

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