五人を救いたい

12月8日　〜犯人逮捕！犯人の動機〜 ページ33

『上松瑚々実さん、藤田結圭さん、亀山遥さんですよね？警察です。少しお話よろしいですか?』


Aが精察手帳を示して言うと、藤田結圭と上松瑚々実が


結圭「警察が何の用？せっかく楽しんでたのに…。」


瑚々実「それな〜。なんなの？」


と愚痴を言う。


陣平「愚痴んじゃねぇよ。お前らが巴南、近衛あかりを殺 したんだろ？」


亀山遥「証拠は?証拠がないのに疑わないでよ‼︎」


翠零「誰も証拠がないなんて言ってませんよ。」


Aが袋の中からハンカチを取り出す。


景光「これ、上松瑚々実さんのですよね？」


結圭「‼︎…」


瑚々実「そうだけど？瑚々実この前あかりの家行ったからその時忘れて帰ってきたの！」


遥「それにそのハンカチだけなら私とか結圭は疑われないでしょ？」


零「凶器はなんだったかわかるか?」


結圭「確か…魚とかさばく包丁…あっ‼︎」


班長「なんで凶器を知ってたんだ？」


『それ、犯人じゃないと知り得ないよね。』


遥「嵌めるとか汚い真似しないでよ‼︎」


『いや犯人逮捕のためだし…。あ、あと亀山遥の指紋、刃物から検出されたよ。』


研二「残念だけど、これで瑚々実、結圭、遥が犯人なのは確定したね。」


翠零「署までご同行願います。」


瑚々実「…そう簡単に捕まらないから‼︎」


そう言って瑚々実は翠零に殴りかかる。


翠零はそれを躱して瑚々実の鳩尾を殴った。


その間に結圭と遥は逮捕。


瑚々実にも手錠がかけられた。


『動機は?』


結圭「巴南の方は…結圭たちの大事な親友の1人を自 殺 に追い込んだから。あかりの方は結圭たちが犯人だって署に言いに行こうとしてたから。」


陣平「最低だな。」


こうして事件は解決した。


ちなみにこの3人は終身刑となる。

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