12月4日 〜ウイスキートリオ〜 ページ4
とにかくバーボン、スコッチ、ライの3人はライの車に乗り込む。
バーボンとスコッチは後ろの席。
2人はこっそりLINEをしていた。
<ヒロ
零スコッチ、CIAの諜報員、どうする?
ヒロどうするって…一応オレら警察だし…ライにバレないように生かしておく…?
零僕だって殺 すのは気が引けるよ。だけどライがいるし…
ヒロバーボンがライを足止めしてる隙にオレがCIAを逃して遺体を偽装する…?
零それだ。でもライを足止めしておけるのはせいぜい…3分ほど。いけるのか?
ヒロなんとか…。それくらいあればなんとかなるよ‼︎
2人はLINEを閉じ、何事もなかったかのようにする。
ライはそんな2人に気付いていたが気にも止めずに車を走らせた。
バーボン「ターゲットはこの人、シェリル・オーガさん。」
ライ「見つけ次第撃ち殺 すか…。」
ライが煙草を吸いながらなんなの躊躇もなく言う。
スコッチ「了解。だけどライ…オレの前で煙草はやめてくれる?」
ライ「…」
ライは何も言わずに煙草の火を消した。そして3人は別々に行動を始めた。
スコッチ(元々オレはシェリルさんの場所を知っている。あとはバーボンが口止めしてる隙に…‼︎)
スコッチは拳銃を構えながらシェリルを探した。
シェリル「Who are you? Why in a place like this?(あなたは誰?なぜこんなところに?)」
スコッチは口元に指を一本立てて当てた。
スコッチ「I'm a Japanese police officer. I'm in the organization for some reason. You should run away quickly.(オレは日本の警察だ。わけあって組織に潜入してる。早く逃げろ。)」
シェリル「Can I trust you?(信用してもいい?)」
スコッチ「Of course.(もちろん)」
シェリルが逃げたのを確認すると火を焚き始める。
そこに人形を一体入れた。
ライ「スコッチ。殺 ったのか?」
スコッチ「ああ。この通り…。I threw him in the prison of fire.(火の監獄に放り込んだよ)。」
バーボンが一瞬ほっとした表情を浮かべる。
ライ「拳銃の音がしなかったが?」
スコッチ(‼︎まずい…。)
スコッチ「サ…サイレンサーだ。サイレンサーをつけて撃ったから…。そのサイレンサーも火の中にぽいって」
ライ「……」
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鶯 御飴 - 狼闇月夜さん» 本当にありがとうございます‼︎他の作品もぜひ読んでください。 (2月12日 10時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。警察学校組のことは最初は降谷さんしか知らなかったのですが、姉や『5人を救いたい』で、より知ることが出来ました。ありがとうございました! (2月12日 6時) (レス) @page41 id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 今日は伊達班長の命日です。( ´△`) (2月7日 7時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 瑠碧さん» ありがとうございます! (2月6日 21時) (レス) id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 狼闇月夜さん» 通りすがりの者(?)ですが…お誕生日おめでとうございます! (2月6日 19時) (レス) id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鶯 御飴 | 作成日時:2023年12月28日 18時