12月8日 〜翠零は正体に気付く〜 ページ27
零はまだ認めようとはしていない。
当たり前。公安はそう簡単にバレてはいけないから。
翠零「確かにその可能性はあります。ですけど松田刑事と伊達刑事は別の高校。高校という可能席は俺の中ではありません。あと…警察学校で問題児だったと聞いたのは松田刑事、A先輩、萩原隊員、伊達刑事。それとあと2人と聞いていたので…。」
景光「ゼロ、もう認めた方がいいよ。この子…翠零は何もかもお見通し。ゼロと同じ目をしてるから…。」
零「そうだな。……僕は警察庁公安の降谷零。潜入捜査官だから探偵ということで表向きに活動している。偽名は安室透。外ではそう呼んでくれ。」
景光「オレは諸伏景光。警視庁の公安だ。偽名は翠川唯。よろしく。」
その圧に圧倒される翠零。
翠零「自動車警ら隊所属、A先輩の部下の宮崎翠零です。よろしくお願いします。」
翠零は丁寧に礼儀正しく自己紹介。
景光「Aから話、聞いてたけど…やっぱりいい子だね。翠零みたいな子、部下にほしいかも。」
零「確かに…。Aの部下なのがもったいないな。」
『失礼‼︎』
陣平「俺の部下になるか？翠零なら大歓迎。」
翠零「マジっすか⁉︎」
『翠零くん…。今まで面倒見てきてあげたのに…。』
翠零「いや冗談です。誘ってもらえるのは嬉しいけど俺はA先輩の部下がいいので。」
研二「わぉ、ラブラブ。」
『黙れ萩原。』
研二「ひどい‼︎」
班長「ったく。お前ら相変わらずだな。翠零が困ってるぞ。」
翠零がオロオロし始めた様子を見て班長が言う。
『捜査始めよ？それが目的でしょ？』
景光「そうだったな。じゃあ始めようか。」
零と視線を合わせた景光は早速別の部屋に移動しようとする。
『じゃあ別れて捜査しようか。陣平と萩、ゼロとヒロ、班長。私と翠零くん。これでいい？』
翠零「OKです。じゃあ始めましょう。」
こうして7人の捜査が始まった。
景光「確か…近衛あかりが犯人だっていう証拠を集めるんだよね？」
零「ああ。ガラス片が証拠となっているがまだ足りないらしい。」
班長「犯行を認めないってことか？」
零「多分それに近いか…あるいは…Aと松田が犯人じゃないかもと思ったから…。」
景光「とにかく探してみよう。」
零、班長、景光は1階のカウンター周りを探すことにした。
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鶯 御飴 - 狼闇月夜さん» 本当にありがとうございます‼︎他の作品もぜひ読んでください。 (2月12日 10時) (
レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。警察学校組のことは最初は降谷さんしか知らなかったのですが、姉や『5人を救いたい』で、より知ることが出来ました。ありがとうございました！ (2月12日 6時) (レス) @page41 id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 今日は伊達班長の命日です。( ´△｀) (2月7日 7時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 瑠碧さん» ありがとうございます！ (2月6日 21時) (レス) id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 狼闇月夜さん» 通りすがりの者(?)ですが…お誕生日おめでとうございます！ (2月6日 19時) (レス) id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 御飴 | 作成日時：2023年12月28日 18時
