12月8日 〜捜査協力は意外な人〜 ページ26
その後1時間にもわたる証拠集め。
『ねぇ。もう1時間経ったけどさ…まだ…3部屋しか終わってないよ？広すぎない…？』
陣平「だな。…あークソ。狭霧に捜査は3人でやるって言っちまったしなぁ。」
『何言ってるの⁉︎無理に…まて。無理じゃない…かも？同期組に連絡したら…。』
陣平「‼︎いやどっちにしろ3人ではないだろ！」
翠零「そんなこと言ってる場合ではないと思いますけど…。」
陣平「そうだな。翠零がそう言うなら呼ぶか。」
『⁉︎陣平あんた…翠零くんに優しくない？』
翠零「めっちゃ嬉しい…。」
『翠零くん黙れ。』
陣平「あー待って。あの2人は？」
『あ…確かに。どうする？』
陣平「まあ…本人確認で？」
陣平はめんどそうにLINEを送る。
陣平「ハギと班長は来れるってよ。あの2人は…探偵として？」
『そう。』
その後10分も経たないうちに班長と研二が到着。
研二「お、翠零？くん。久しぶり〜。」
翠零「お久しぶりです！萩原隊員‼︎」
『うるさい！』
翠零「あ、伊達航刑事！お疲れ様です‼︎」
勢いよく頭を下げる翠零。
班長「ん？お前は確かAの部下の…宮崎翠零か。お疲れ。」
翠零「え待って。認知されてた…。神じゃん。」
そこに零、景光も到着。
『ゼ…安室さんとヒ…翠川さん。』
安室「Aさん。お疲れ様です。」
翠川「あれ？Aさん。久しぶり。」
『お久しぶりです。』
翠零(…この2人…。どこかで見たことあるような…？多分警察学校の写真にはいなかった。ってことはこの人たちは警察じゃなくて…探偵？でもA先輩は同期を呼ぶって…ってことはこの2人も同期…。バレちゃいけない…公安…。)
『翠零くん？』
翠零「え？はい。」
陣平「大丈夫か？」
翠零「はい。大丈夫です。……あの。安室さんと翠川さんって…公安ですか？」
その問いに驚く同期6人。
安室「どうしてそう思ったんですか？」
零は落ち着いて聞いた。
景光は少し焦っている。
翠零「えっと…。A先輩が「同期を呼ぶ」って言ってたので呼ばれたお2人も松田刑事たちと同期だと考えたんです。でも松田刑事が「探偵として」と言ってたので少なくとも2人は身分を偽る必要がある部署にいる警察官だと…。」
その推理に驚く零。
安室「なるほど…。公安…ですか。もしもAさんの言っていた「同期」と言うのが「高校の」だったとしたらどうですか？」
12月8日 〜翠零は正体に気付く〜→←12月8日 〜事件は続く？〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鶯 御飴 - 狼闇月夜さん» 本当にありがとうございます‼︎他の作品もぜひ読んでください。 (2月12日 10時) (
レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。警察学校組のことは最初は降谷さんしか知らなかったのですが、姉や『5人を救いたい』で、より知ることが出来ました。ありがとうございました！ (2月12日 6時) (レス) @page41 id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 今日は伊達班長の命日です。( ´△｀) (2月7日 7時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 瑠碧さん» ありがとうございます！ (2月6日 21時) (レス) id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 狼闇月夜さん» 通りすがりの者(?)ですが…お誕生日おめでとうございます！ (2月6日 19時) (レス) id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鶯 御飴 | 作成日時：2023年12月28日 18時
