12月7日 〜正体がバレた〜 ページ14
景光(まずい…。正体が公安だとバレた…。)
公安警察で組織に潜入中、コードネームはスコッチ…諸伏景光。
ジンに正体がバレた景光は焦ってビルの屋上へ。
そこに組織の1人が来る。
長髪でニット帽を被った男…ライ。
スコッチが危機を感じ、ライに柔道を仕掛ける。
ライはそれを受け止め、投げ飛ばした。
その隙にスコッチは拳銃を奪い、受け身を取って壁にもたれ拳銃をライに向ける。
ライ「さすがたなぁ、スコッチ。俺に投げ飛ばされるフリをして拳銃を奪うとは…。」
ライが両手をあげて言う。スコッチはライに向けていた拳銃を自分の右胸に向けて言った。
スコッチ「拳銃は…お前を撃つために取ったんじゃない。こうする…為だ‼︎」
ライはスコッチが持っているリボルバーのシリンダーを握り言った。
ライ「無理だ…。リボルバーのシリンダーを掴まれたら…人間の力で引き金(トリガー)を引くのは不可能だよ…。自 殺は諦めろ、スコッチ。お前はここで死 ぬべき男じゃない…。」
スコッチ「何⁉︎」
組織側のはずのライの言葉に驚くスコッチ。
ライ「俺はFBIから潜入している赤井秀一。お前と同じ奴らに噛みつこうとしている犬だ…。」
ライは少し笑いながら諭すように言う。
ライ「さぁ、わかったら拳銃を離して俺の話を聞け。お前1人逃すことくらい造作もないのだから…。」
スコッチ「あ、ああ。」
その時誰かが階段を駆け上がってくる音が聞こえた。
ライ・スコッチ(ジン⁉︎)
ライとスコッチは登ってきた足音をジンの足音だと思い込む。
スコッチ(悪い降谷。オレが公安だと奴らにバレた…。逃げ場はもうあの世しかないみたいだ…。じゃあな、ゼロ‼︎)
スコッチが引き金を引こうとしたとき、上からAが落ちて来た。
驚いて引き金(トリガー)を引くことができなかったスコッチ。
Aはライの上に着地した。
ライは踏み潰される。
『ヒ…スコッチ‼︎』
その時スコッチと同じく公安で潜入捜査をしている降谷零…バーボンが入ってきた。
バーボン「スコッチ‼︎」
バーボン「は?」
バーボンがAを見て驚く。
Aがスコッチの持っている拳銃を蹴り飛ばす。
ライ「そろそろどいてくれないか?」
ライがAの下から言う。
バーボン「なんでAがここに…?」
『それは後で。』
ライ「バーボン、あとは公安で頼んだ。どうせ君も日本の公安なんだろ?」
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鶯 御飴 - 狼闇月夜さん» 本当にありがとうございます‼︎他の作品もぜひ読んでください。 (2月12日 10時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。警察学校組のことは最初は降谷さんしか知らなかったのですが、姉や『5人を救いたい』で、より知ることが出来ました。ありがとうございました! (2月12日 6時) (レス) @page41 id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 今日は伊達班長の命日です。( ´△`) (2月7日 7時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 瑠碧さん» ありがとうございます! (2月6日 21時) (レス) id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 狼闇月夜さん» 通りすがりの者(?)ですが…お誕生日おめでとうございます! (2月6日 19時) (レス) id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鶯 御飴 | 作成日時:2023年12月28日 18時