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12月6日 〜翠零くん?〜 ページ13

陣平「ふっ。さすがA。キレるとやべぇな…。」


翠零「A先輩、大丈夫でしょうか?」


陣平「なんで。」


翠零「部屋出てくとき…涙目でしたから…。」


班長「よく見てるんだな。」


研二「洞察力あるんだね。」


零「さすがAの部下だよ。」


景光「優秀だね…。」


そこに同期組が集合。


翠零「うわ。憧れの先輩に囲まれてる…。」


陣平「でもお前の憧れはもう1人いるんだろ?」


翠零「はい。A先輩です。」


研二「それなら行って来なよ。」


翠零「俺が?俺でいいんでしょうか?」


零「うん。君じゃないと駄目な気がする。」


翠零「わかりました…。上野のことよろしくお願いします。」


景光「うん。任せて。」


翠零は走り出した。


『はぁ…。久しぶりに怒った気がする…。』


『そして…久しぶりに…泣いた。』


『へ?なんで泣いてるんだろ…。』


翠零「A先輩‼︎大丈夫ですか?」


『翠零くん。あ、見てたんだ。』


翠零「はい。まぁ。先輩…すごかったです。大勢いる中で堂々と…。」


『なんか…褒めるところ違くない?複雑…。』


翠零「でも…先輩。泣いてますよ。」


『うん。』


翠零「泣かなくていいと思います。」


『うん。』


翠零「先輩は…俺の憧れの1人です。」


『え?』


翠零「俺、実は同期6人に憧れてるんです。松田刑事だけじゃなくて…。」


『私にも?それは気付かなかった〜。』


翠零「だから…憧れの先輩と働ける機会だから…極力譲りたくないんですよ。」


『だから朝あんなこと言ったんだ。「俺のペアはA先輩ですから」って…。そーゆーことね。』


翠零「はい。まぁ。ほら。午後のパトロール。」


『そうだね。うわ…私後で始末書かな…?』


翠零「大丈夫です。俺が同期様に言っておいたんで。」


『様って…。じゃ、行こうか。パトロール‼︎』


2人はパトカーに乗り込んだ。

12月7日 〜正体がバレた〜→←12月6日 〜5秒後は?〜



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鶯 御飴 - 狼闇月夜さん» 本当にありがとうございます‼︎他の作品もぜひ読んでください。 (2月12日 10時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 完結、お疲れ様でした。警察学校組のことは最初は降谷さんしか知らなかったのですが、姉や『5人を救いたい』で、より知ることが出来ました。ありがとうございました! (2月12日 6時) (レス) @page41 id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - 今日は伊達班長の命日です。( ´△`) (2月7日 7時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
狼闇月夜(プロフ) - 瑠碧さん» ありがとうございます! (2月6日 21時) (レス) id: 8a4df36fb7 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 狼闇月夜さん» 通りすがりの者(?)ですが…お誕生日おめでとうございます! (2月6日 19時) (レス) id: e9e591c632 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鶯 御飴 | 作成日時:2023年12月28日 18時

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