◯unknown ページ43
匠海side
「A〜入るよ？」
ディナーデートに行ったはずのAから五分前に届いた連絡は"お腹空いた"だった
良いもん食わせて貰ったんじゃ無いの？
返事のない彼女の部屋に入ると、
カバンを持ったままソファで力尽き眠る姿があった
「ふっ…笑
そんなに神経使ったの？笑」
風邪を引いてはいけないとベッドまで移動させるため抱き抱える
その時、フワッと香るのはいつもよりも甘ったるい匂い
…香水？
さほど気にせず首の下に腕を通した時
さらっと栗色の柔らかな髪が腕にかかる
「………お風呂はいった？」
なんで俺が巻いた髪はこれほど取れている？
編み込んでやったはずの髪の毛は解け、
型が一つもいっていない
それに髪から香る香り…
「…どこで何してたんだよ」
勿論、俺に聞く権利はない
だって俺はただの幼馴染だから
.
.
柊生「…なんでAが」
おかしなこともあるものだ
Aが起こさずに大学に来た
いつも昼間で腹出して寝てる様な奴が
『…えっ何言ってるのといちゃん。
私、勉強好きだから』
柊生「…！
返せ！Aを返せ！！！お前は何者だ！！！」
『痛い痛い痛い！！！』
柊生はAが乗っ取られたと思っている様で頭を掴み振り回している
いや、でもそんだけ珍しいの
起こさずにちゃんと来るなんて
それに
なんでメイクしてんの
お前、すっぴんじゃんいつも
何色気付いちゃってんの
『匠海ぃぃい〜〜
助けて！といちゃんが脳みそ取り出そうとしてくるよ…
匠海ぃぃい』
半泣きで俺に抱きついて来た時、
微かに香る柑橘系の香り
……あ、これライブの時だけつける香水
匠海「……なんだよそれ…」
柊生「匠海！Aのこと抑えてろ！
待ってろいつものA！すぐ助け出してやるからな！」
分かってるんだよ
こいつは太陽さんの彼女で
こいつは昔から太陽さんを応援するくらい好きだった
彼女になった今、
恋する女の子になってるんだよ…
『…？匠海』
そんな可愛く見上げないで
『…ねぇ、変？
少しでも可愛くなった…？』
それ以上可愛くならないでよ
俺の知らない姿…
どんどん増えてくの？
やだな
匠海「メイク下手」
『難しいの！』
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ぽんちゃん(プロフ) - タムラさん» 嬉しいです！めちゃくちゃ嬉しいです（ ; ; ）これからも御付き合いお願い致します！！！泣 (2018年3月20日 11時) (
レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
タムラ(プロフ) - 作品にコメントさせていただくのは初めてなのですが、すごく好きな作品なので思い切ってコメントさせていただきました。続き楽しみにしてます。 (2018年3月20日 8時) (レス) id: de00bc7356 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 雛稀さん» わぁぁ！ご心配お掛け致しました！なかなかに凹んでました笑笑 お気遣いありがとうございます！うれしいです（ ; ; ） (2018年2月2日 10時) (レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - こっこさん» ありがとうございます！ これからもお付き合いいただけると嬉しいです(^｡^) (2018年2月2日 10時) (レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
雛稀(プロフ) - ぽんさん大丈夫ですか？コーイチ脱退の件があるので心配です。 (2018年1月19日 23時) (レス) id: 54120917a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん | 作成日時：2017年9月17日 23時
