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○Passing ページ16

太陽「…Aちゃん…?」




ーガシッ




『い"っ!!』




机の下で思いっきり拓弥さんに足を踏まれた





『これから…宜しくお願い致します…』




本当に良いのかなぁ




太陽「うん!宜しくな!!!」



けれど顔を明るくした

太陽さんをみて




これで正しかったのかなと思った






稜雅「…」




ご飯を食べてからは



三人とも朝早くからお仕事ということで

全員と連絡先を交換してお開きとなった






.





『なんか疲れたなぁ〜』



帰り道珍しく音楽を聴く気になれず


イヤホンをブンブン回しながら帰る



『え…ってか待って…付き合うってゆうことは


あんなこともこんなことも…?!


えぇぇ?!?!無理ぃ!!!

恐れ多い!!死ぬ!!自分の醜さに死ぬ!!


ってか私ファンに刺されない?!


やだぁ!超特急が芸能界の頂点に立つまで私は死ねないぃぃぃい!!!!』





ーバシッ




急に後頭部に痛みが走った





『…はっ、8号車様でしょうか…?』




恐る恐る振り返ると





匠海「んー…まぁ男8号車かもな。誰かさんのせいで。」




バイト終わりの匠海だった




『もぉぉーーーー!泣

びっくりしたじゃん!馬鹿っ!』




匠海「や、帰り道デカイ声で独り言いってる女見つけたから…ってかさ」




『ん?』





久々に二人並んで歩く





匠海とは同じマンションでお互い一人暮らしをしている



お母さんが匠海君が近くにいるならと一人暮らしを承諾してくれたんだっけ






匠海「…なんか元気無い?」



『んー?いや?ちょっと

……まさかさ王子の彼女になるなんて笑

ってことは私、姫?』




匠海のこと家来にしてあげようかな






匠海「……え、お前…付き合ったの?」




『うん、なんか付き合うことになった

…どうしたの?』




急に立ち止まった匠海





匠海「相手芸能人だぞ?そんな軽々しくさ…」




街灯に照らされた匠海の顔は


怒ってんのか呆れてんのかよく分からない複雑な表情をしていた





『…うーんだけどさ
断る訳にもいかないじゃん。

なんせ好きな人だよ?』



匠海だって知ってるじゃん


私の待ち受けだって手帳に挟んでる生写真だって…全てが太陽さんだ


私の支えが太陽さんだってことくらい



…知ってるじゃん



応援してくれたって良いじゃん




匠海「馬鹿だよお前

…や、馬鹿は俺か…笑



………帰るわ」




『えぇ?!』





早歩きでそそくさと行ってしまった

○Premonition of ups and downs→←○Semi-Force



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ぽんちゃん(プロフ) - タムラさん» 嬉しいです!めちゃくちゃ嬉しいです( ; ; )これからも御付き合いお願い致します!!!泣 (2018年3月20日 11時) (レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
タムラ(プロフ) - 作品にコメントさせていただくのは初めてなのですが、すごく好きな作品なので思い切ってコメントさせていただきました。続き楽しみにしてます。 (2018年3月20日 8時) (レス) id: de00bc7356 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 雛稀さん» わぁぁ!ご心配お掛け致しました!なかなかに凹んでました笑笑 お気遣いありがとうございます!うれしいです( ; ; ) (2018年2月2日 10時) (レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - こっこさん» ありがとうございます! これからもお付き合いいただけると嬉しいです(^。^) (2018年2月2日 10時) (レス) id: 3ce5f7ad9d (このIDを非表示/違反報告)
雛稀(プロフ) - ぽんさん大丈夫ですか?コーイチ脱退の件があるので心配です。 (2018年1月19日 23時) (レス) id: 54120917a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽん | 作成日時:2017年9月17日 23時

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