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｢こんの大バカ野郎！！！！あのままじゃお前連れてかれてたかも知んねぇんだぞ！！！！なんで逃げねぇんだよ！！あれで俺ら守ったつもりか！？｣
珍しく声を荒らげて怒鳴っている彼の肩を、眞門が掴む。
｢おい、病み上がりだぞ。やめろって。｣
｢…………わかってるよ。悪かったって。｣
｢………っ、、、！心配した………五条先生が眠らせただけだって分かってんのにお前起きねぇし………死んだかと思った……っ、、！｣
｢勝手に殺してやるなよ。………でも、こいつの気持ちわかってやれよ。あれには俺もハラハラした。反省しろよバカ。｣
そう言って、眞門は軽く彼女の頭を小突いた。その後ろでは五条が扉によりかかってその様子を見ていた。
｢はいはい、感動的なのはいいとしてその子にお話聞かなきゃなんないからみんな退却〜！優一も秀也も、いつまでも泣かないの。教室戻って〜｣
｢い"や"て"す"ぅ"う"う"う"う"｣
｢鼻水拭けよ汚い。おら、行くぞ。｣
｢せんぱい〜……！｣
｢お前も行くんだよ脳筋ゴリラ！！！｣
｢先生も総司も鬼だ！！！｣
眞門に担がれた森中と引きずられていく澤野と箕野。パタンっと扉が閉まると、やっと静かになった。すると、五条は小さく息を吐き彼女のベットの隣に椅子を持っていきそこに座った。
｢……さてと………なんで僕に連絡しなかった？｣
｢…………狙いは私だってわかってたから。あの手紙だけじゃ、あの人が絡んでるなんて分からなかったし。｣
｢それで自分がどれだけ危険な目にあったか分かってる？もしも総司があの手紙に気づかなかったらどうしてたの？一人でどうこう出来ることじゃなかったらどうしてたの？｣
｢術師は危険なものでしょ。｣
｢そうじゃない。………はぁ………お前さぁ、助けての一言も言えないの？｣
五条は膝に右腕を着いて頭を抱えた。左足がトン、トン、と音を鳴らしイラついてんなぁ、と彼女は呑気なことを考えていた。
｢君の周りには既に仲間がいる。僕だっているんだ。僕に連絡してくれればもっと早くに帰ってきてたよ。｣
｢……………｣
｢………まぁ、今回僕が怒ってるのはそこじゃないんだけどさ。……なんで逃げなかった？｣
空気が一気にピリッとしたものに変わり、その場に緊張が走った。
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夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。更新頑張ってください！ (5月23日 15時) (
レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - あれ？？五条先生オチ？？ってなってます笑笑これからどんな風に夏油さんオチになるのか楽しみです！！ (2022年1月21日 15時) (レス) @page28 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
五条彩香(プロフ) - 更新お願いします｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ (2021年5月11日 1時) (レス) id: 387b7f4b11 (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - 匿名さん» そういう言い方はやめたほうが…… (2021年4月30日 17時) (レス) id: 11ffe6e997 (このIDを非表示/違反報告)
五条彩香(プロフ) - wkwk(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))wkwk (2021年4月29日 16時) (レス) id: 387b7f4b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年4月17日 0時
