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誰かがぐすぐすと泣いている声で目を覚ました。目の前が眩しくて思わず顔をしかめた後、彼女は目だけを動かした。目の端に移るのは、涙を流す後輩2人。
「……!!!!!!!先輩!!!!!!」
「……あんた、そんな声出たのね。」
「い、家入さぁぁああん!!!」
「そんなに叫ばなくても聞こえるよ、澤野。静かにしろ。Aおはよう。体起こせる?」
「………たぶん、」
身体を起こそうとすると、ギシギシと骨が音をたてた。何があったのだろうか。記憶を呼び起こそうと頭を使うと、少しずつ思い出してくる。
「……っ、!!あの二人は!?」
「大丈夫だ、落ち着け。あの二人はもう治療が済んでる。今は五条と話をしてるよ。……それより、頭が痛いとかないか?丸一日眠ってたんだ。」
「……とくには、」
「そう。君の反転術式は完璧じゃないから、骨は完全にくっついてなかった。肋骨と足。でもそのおかげで治療も早く済んだ。動いても大丈夫だけど、なるべく安静に。」
「………」
「待ってな、今五条を呼んでくる。」
家入がそう言って医務室を出ていくと、森中と澤野が彼女に飛びついた。
「先輩、ご、ごめんなさ"い"……っ、ぼくが、よわいがら……ぅう"…」
「……死んだかとおもったぁ……っ、」
「ちょ、くるしいって……!」
「ぜんばい"ぃ"……っ、」
「生きてるから、、、!離れてってのに!」
二人にそう言っても、えぐえぐと泣くだけで聞いてくれない。どうしたものかと思っていると医務室の扉が勢いよく開いた。
「A!!!!」
「うるせぇよ馬鹿。落ち着け。」
「おっまえ……!」
箕野はずんずんと彼女の方に近づくと、後輩2人を引き剥がして彼女の胸ぐらを掴んだ。
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夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。更新頑張ってください! (5月23日 15時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - あれ??五条先生オチ??ってなってます笑笑これからどんな風に夏油さんオチになるのか楽しみです!! (2022年1月21日 15時) (レス) @page28 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
五条彩香(プロフ) - 更新お願いします。・゚・(ノД`)・゚・。。・゚・(ノД`)・゚・。。・゚・(ノД`)・゚・。 (2021年5月11日 1時) (レス) id: 387b7f4b11 (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - 匿名さん» そういう言い方はやめたほうが…… (2021年4月30日 17時) (レス) id: 11ffe6e997 (このIDを非表示/違反報告)
五条彩香(プロフ) - wkwk(((o(*゚▽゚*)o)))wkwk (2021年4月29日 16時) (レス) id: 387b7f4b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年4月17日 0時