醜い猿-4【呪術廻戦】

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｢………あなた、自然操術式についてはどこまでご存知ですか？｣

｢………世間一般的に知られてる情報は知ってるけどさぁ……そのお前の言い方からしてまだなんかあんの？｣

｢正っ解！あなた、案外賢いんですねぇ、、、？｣





そう言って、彼女はにいっと口角を上げた。





｢………自然操術式………それは負のエネルギーだけでなく自然のエネルギーを要するもの………自然のエネルギーは、正のエネルギーに近しいものがある……今回の私の反転術式が成功したのも、きっとそれがあったおかげかもしれない………

そしてここからが本題だ………これは、禪院家で知る人間も少ない………自然のエネルギーと正のエネルギー、そして負のエネルギーを全てひっくるめて同時にぶつけることが出来る。

下手すれば五条先生の赫……いいえ、茈にだって対抗出来る……！｣






そう言って彼女は右足を前に出し、左腕を引いて、右腕を前に出した。





｢今の私にならできる。これでお前を仕留める。｣

｢……さっきから良くもまぁベラベラと………俺を嘗めるのも大概にしとけよクソがぁ…！

呪霊操術＿＿極ノ番＿＿＿『うずまき』！！！｣





彼の背後に現れた大きなうず。それを見た彼女は、くつくつと笑った。





｢これが最後です………呪霊ごとお前を……必ず殺す(祓う)！！！！｣

｢あっははは！！それがお前の本性か禪院A！！！！でも残念だったな……お前はここで、終わるんだよ！！！｣

｢終わるのは、お前達だよ！！！





術式反転＿＿＿＿＿翆(みどり)！！｣

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