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「はい、ちゅーもく!!今日からこのクラスに転入生がやってきます!!テンション上げてー!」
「いぇーい!」
「例の女の子だろ?大丈夫なわけ?」
「もっちろん!彼女いい子だよ〜ちょっとひねくれてるけどね。」
誰がひねくれ者だよ。と、Aは額を親指でかきながら五条の合図を待った。
「よし!じゃあ入っておいで〜!」
ふぅ…と息を吐いて、ガラッと教室の扉を開ける。
「はーい!禪院家の期待の星、禪院Aちゃんでーす!!」
「はじめまして、禪院Aです。本日より、こちらのクラスで共に学ばせていただきます。どうぞよろしく。」
「めっちゃ可愛い!女の子!」
「女の子だって最初から言ってただろ。馬鹿。」
「二人とも笑顔に騙されちゃダメだよ〜?女は怖いからね!」
「五条先生。」
「ごめんって…そんな睨まないでよ〜!さ、2人の紹介しちゃおうね〜!
まず最初!五条家の分家、眞門家次男の
「おい、言い方。」
ここにも呪力なしの猿がいるのか…とAは内心ため息を着く。しかし、真希の事もあってかそこまで嫌悪感があるわけでもなかった。
「そして、元気が取り柄、
「悪意しかない言い方すんなよ!」
「さて、2年生は今日から3人だね〜!唯一の女の子だ、沢山仲良くしてね!二人で取り合いとかしちゃダメだよ〜?」
「五条さん、俺らのことをなんだと思ってんだよ。」
「健全な男子高校生だからね〜さ、たった3人の同期だし、今のうちから仲良くしておきなよ!」
じゃ、僕はこれで〜!と五条は彼らを残して教室を出ていった。無責任もいい所だな……と眞門はため息をつく。そんな眞門を他所に、最初に彼女に声をかけたのは箕野だった。
「禪院さん…より、Aのがいい?」
「どちらでも構いませんよ。でも…まぁ、禪院という苗字は好きとは言えませんね。」
「じゃ、A!よろしくな〜!」
「お前、元々呪詛師だろ?どういう経緯で五条さんに会ったんだよ。」
「街中でのスカウトですよ。あの人、気まぐれですしね。口車に乗せるのもまたうまいですし。」
二人は顔を見合わせてあぁ…と納得したような顔をする。2年生が増えたと言うより、ただ五条の被害者が増えただけだ。
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三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2021年3月28日 13時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
璃桜(プロフ) - 七並べって七を基準に並べていくゲームなので七を止めるって事は出来ないですよー (2021年3月25日 21時) (レス) id: b88feecc79 (このIDを非表示/違反報告)
夜野ちい(プロフ) - オリキャラ2人がイケメン過ぎて惚れました...!!これからも頑張ってください。更新楽しみにしてます! (2021年3月19日 19時) (レス) id: 8c8c6f90f4 (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 夢主の絵が他の人の作品にあったやつと超似てますねびっくりしましたお話は面白いです! (2021年3月15日 8時) (レス) id: e142c5115f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年3月15日 0時