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Aの朝は早い。目覚ましのアラームを止めてベットを抜けると、シャワーを浴びる。五条からオススメされたシャンプー、ヘアケア用品。化粧水、乳液、彼女の美を保つための道具は全て五条が用意したもの。使用人が買ってきたものは全て破棄して、彼が全て一から準備した。

化粧品も全て彼からのプレゼント。その中でも特にお気に入りの赤いリップを塗って、制服を着て、髪を整えて部屋を出る。





「おっはようA〜!今日も時間ぴったりに出てきたね!そして可愛い!結婚しよ!」





必ずAが部屋を出る時間帯に部屋の前で待っている男。そして朝イチから結婚しようとプロポーズをするのだ。





「朝からお元気ですね。結婚はしません。」

「そろそろ頷いてくれてもいいんじゃない?」

「立場、お考えになったことはございますか?」

「あるある!だから、まずは婚約からだよね〜!」

「普通はお付き合いからではなく?」

「え!?してくれるの!?」

「しませんけど。」





教室に向かう道中も、彼は彼女の肩を引き寄せて隣り合わせで歩く。プロポーズを毎度毎度と断っている彼女だが、正直満更でもない。





「お!Aおはよう!」

「おはよう。」

「おはようございます。」

「あ、この淫行教師!Aから離れろや!」

「人聞きの悪いこと言わないでよ野薔薇〜Aと僕は将来結ばれる運命なんだからさ♡」

「馬鹿言わないでください。」





Aはスッと五条の腕から抜け出して釘崎の隣の席に座り、おはようございます。と笑った。





「おはようA。あんたほんと、相変わらず可愛いわね!」

「ありがとうございます。野薔薇ちゃんも相変わらず可愛いですよ。」

「は〜!あんた分かってんじゃないの!」





同級生の中でも特に仲のいいこの二人はいつも朝はこんな会話をする。その様子を五条はほのぼのとした様子で眺めていた。

可愛い教え子と可愛い奥さん(未定)。見ているだけで幸せだ。

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 短編
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NENE - あぁ、とてつもなくいい話でしたぁ!とても面白かったです!!五条先生カッコいいー!夢主ちゃん可愛いーー!! (2021年6月21日 21時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
モブの中の雑魚 - ま、まあ?認めてあげても?いいわよ? (訳)大好きです (2021年4月23日 22時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
rindou0505(プロフ) - 初めまして、完結おめでとうございます!お疲れ様でした!五条先生が可愛くて仕方のない作品でした。とても楽しかったです! (2021年3月16日 10時) (レス) id: abbbc2a66d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - これは、続きを期待してしまいますね……いやはや、最高。 (2021年3月16日 4時) (レス) id: c4b5b3c501 (このIDを非表示/違反報告)
そち。 - ほんとに関係ないのですが、夢主ちゃん、私と誕生日一緒なので嬉しいです! (2021年3月7日 1時) (レス) id: aef3ed9d84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年3月6日 13時

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