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「……え?」

「……ん?」

「………お前ら………勘違いしてるかもしれないが、この人は女だぞ。」

「「………えぇ!?!?」」





彼女らが驚くと、Aは「いい反応だね!」とケタケタと大きく笑った。





「いかにも僕は女だよ。胸触ってみる?」

「触らせようとしないでください。」

「え、女の人……」

「みえねー……」

「そんな事より、君の名前は?」





そう言って彼女は釘崎を見ると、顔を覗き込んだ。





「私は釘崎野薔薇です。是非、野薔薇って呼んでください!」

「俺らの時と対応違いすぎだろ。

「ん、野薔薇ね。そして君が……」

「あ、俺は……「あぁ、知ってるよ。虎杖悠仁くん。」……え?」

「……ふむ……聞いてた話と違うけど………まぁ、いいや。僕がわざわざ君らに会いに来た理由を教えてあげるね。」

「……!?虎杖逃げろ!!」





そう伏黒が声をかけた頃には遅く、今までそこにあった虎杖の体は消え、勢いよく吹っ飛ばされた。




「がぁ……っ、…!!」





見えなかった。何ひとつとして彼女の動きが見えていなくて、本当にいつの間にか腹部に彼女の蹴りが入っていた。





「うーん……宿儺の器と聞いていたから多少期待していたが……なんだこんなものか。」

「ちょっとあんた何してんの!?!?」

「ははっ、威勢のいいお嬢ちゃんだね。そういうの嫌いじゃないよ。……でも。」





彼女が大きく腕を振る。すると、パキパキと音を立てて氷ができたかと思うと尖った氷の先端が釘崎の顔の目の前にあった。





「僕は彼に用がある。」





そう言って、彼女はニコリと貼り付けたようだ笑った。





「り、リアルアナ雪……」

「いや緊張感。」

「恵、すまないね。君の"大事な"同期を殺すことになってしまって。でも、これは上からの命令だ。死刑が決まってしまったのだから仕方ない。恨まないでおくれよ。」

「……!?待ってください!Aさん……!」





なにか誤解がある。そう勘づいた伏黒が声をかけるよりも先に、彼女が動いた方が早かった。気がつけば彼女は数メートル先の虎杖の目の前にいた。





「これで終わりだ。短い人生だったね。……僕を恨まないでおくれよ、宿儺の器(虎杖悠仁)!!!!」

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秋田ケン - 最&高!!!!!好き!!!めっちゃ大好きなんだが?!?!?!ありがとうございます!!!!!!!!!!!!! (9月13日 21時) (レス) @page10 id: b4989b061f (このIDを非表示/違反報告)
とっち - めっちゃ好きです!何度も読み返しています。これからも更新頑張ってください! (2021年8月28日 6時) (レス) id: 42c6964bfa (このIDを非表示/違反報告)
もっっっっちもち - ヒエッめっちゃ好きです無理せず更新頑張って下さい! (2021年7月17日 13時) (レス) id: 1ec5234607 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐(プロフ) - コメント失礼します! こちらの作品めちゃくちゃ面白いです! なんども読み返しています! お忙しいとは思いますが更新して頂けたら嬉しいです! (2021年4月7日 9時) (レス) id: 6eaa2a087c (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 初コメ失礼します!面白いです!更新頑張ってください! (2021年3月29日 1時) (レス) id: d5b7ff9b70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年3月3日 11時

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