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朝、夏油の目が覚めると彼女は既にいなかった。出ていった……いや彼女は賢いからそれは無い。先に起きたのだろうか。

夏油は体を起こして、リビングに行くと朝食の準備をしている彼女の姿があった。よかった、ちゃんといる。夏油はホッと息を吐いた。





「おはよう。」

「…おはよう。」

「昨日はよく眠れたかい?」

「うん、眠れた。」

「それは良かった。朝食を作っているのかい?」

「うん。」

「ありがとう、助かるよ。あとは私がやるから、二人を起こしてきてくれる?」

「わかった。」





彼女は菜箸を置いて、二人の部屋の方へと歩いていく。あとはやっておく、とは言ったがもうほとんど終わっていて盛り付けるくらいしかない。

目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、サラダ、トースト。それらをお皿に盛り付けて、テーブルに並べる。





「げとーさま……おはよ…う…」

「おはよう、夏油様。」

「おはよう。朝から甘えただね2人とも。」





Aに抱っこをされた二人はまだ眠そうに目を擦り、菜々子に関してはもう一度眠ってしまいそうだ。





「菜々子、起きて。ご飯食べよ。」

「先に顔を洗ってきた方が良さそうだね。」

「ん。連れて行ってくる。」

「頼むよ。あ、飲み物は二人はココアを入れるとして……Aは何を飲む?コーヒー?カフェオレ?ミルクティーもあるけど。あ、ココアとホットミルクもできるよ。」

「んー………ホットミルク。」

「わかった、淹れておくよ。」





Aは二人を連れて洗面台へ、夏油は牛乳を温め、お湯を沸かし、ココアとコーヒーとホットミルクを作る。





「美味しそう!」

「すっかり目が覚めたね。」





それらを並べたところで、菜々子が走ってきて椅子に座る。その隣に美々子が座り、Aは夏油の隣に座った。

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まゆゆ - 続編ですか! これからも頑張ってください(≧▽≦) (2021年3月13日 20時) (レス) id: 65cce41a2e (このIDを非表示/違反報告)
低体温(プロフ) - 更新される度読むのが楽しみです!!更新頑張ってください!! (2021年3月6日 4時) (レス) id: df64c86b58 (このIDを非表示/違反報告)
ぬっさっさ - めっちゃ好きです!!更新頑張ってください! (2021年2月24日 21時) (レス) id: 092bd421d4 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!更新頑張ってください! (2021年2月23日 16時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こういう系のお話めちゃめちゃ好きです! 推します! (2021年2月23日 15時) (レス) id: 70b578b6e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年2月23日 12時

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