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｢連絡待ってますね……！｣
｢はーい。｣
Aはヒラヒラと手を振り、その女性が走っていく方を眺めた。
｢んー、困ったなぁ。連絡した方がいいかな。｣
｢しなくていいでしょ。｣
｢そう？｣
｢うん、しなくていい。｣
｢じゃあ五条くんあげる。｣
｢いらねぇわ。｣
｢あれ、女遊びとかしないの？してそうなのに。｣
｢一言余計なやつだな。そんな時間ねぇよ。あの女タイプじゃねぇし。｣
｢最後のが本音だろ絶対。｣
仕方ないなぁ……と呟いて、それをビリビリと破くと近くのゴミ箱に捨てた。
｢流石に個人情報をそのまま捨てるわけにもいかないしね。｣
｢流石だわ。うちのクズ共とは格が違う。｣
｢そもそも連絡先受け取らないけど。｣
｢Aは優しいから断れないんだよ。お前らみたいに跳ね除けられないの。｣
｢でも、正直に断って上げてた方が良かったかなぁ……？｣
｢気にし過ぎだよ。｣
｢そう？｣
｢うん。｣
｢あんなのは連絡しなくたってバチ当たんないよ。｣と家入が言えば、｢ならいいか！｣とAはニッコリと笑った。
｢寮に戻る前に私タバコ吸ってくる。｣
｢なら僕も。｣
｢え？｣
｢え？｣
｢え？｣
｢………え？｣
突然の爆弾発言に全員がフリーズしてしまう。その様子にAの動きも同じように止まった。
｢……いや、別に私に付き合わなくていいんだよ？｣
｢そ、そうそう。｣
｢いや、僕もちょうど吸いたかったし。｣
｢あ、吸ってる……吸って……え、お前が！？｣
｢うん。あれ、意外？｣
｢一緒に飯行ってなければここまで衝撃受けなかったと思う。｣
｢性格的にありえない。｣
｢それでよく私らの未成年飲酒を止めようとしたね。｣
｢だってお店だったし。｣
ほら、と差し出してきたのはタバコと雪華模様の着いたシルバーのジッポだった。
｢無駄に洒落たジッポ持ってんじゃねぇよ。｣
｢いつから吸ってるんだい？｣
｢んー……中一……？｣
｢タバコを持ってる姿がちょっと似合ってそうで困ってるから早く行こ。｣
｢……私も二人に着いてく。｣
｢俺も。｣
｢早く部屋にお戻りよ。｣
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チビじゃねぇし、お前らが高すぎんだよ。♂ - ガチめに笑い方が宿儺になったのだが (2021年2月14日 4時) (
レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 次男…………なんかあった説…………最っ高、であります！！！良い良い！！俺はいま機嫌がいい！！！！ケヒッもう、最っ高…………続き待ってます！ (2021年2月14日 3時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
rindou0505(プロフ) - とっても凄く好きな内容でした。本当に素敵な作品です。なんでお気に入りの登録者がこんなにも少ないのかが全く理解出来ません。が、応援しています。お身体に気を付けて作品の更新をして下さい。 (2021年2月10日 0時) (レス) id: abbbc2a66d (このIDを非表示/違反報告)
しぃぷ(プロフ) - え、めっちゃ好き……最高か？秒でお気に入り登録しました。素敵な作品有難う御座います！！更新頑張って下さい！！！ (2021年2月9日 23時) (レス) id: c3f6824249 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 最高ですめちゃくちゃ面白い…好き… (2021年2月9日 22時) (レス) id: 470bfeaa7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年2月9日 17時
