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夕食の後、ちょっと狭いながらに男3人でお風呂に入り、ソファーに並んでテレビを見る。





「うわ、同じ顔が3つ並んでる。」

「こうして見るとそっくり……」

「そんなに似てる?」

「確かに、私から見ても傑とAは似てるね。」

「私からしたら父さんとおじいちゃんそっくりだよ。」

「Aと父さんも割と似てるよ。」

「じゃあ、3人ともすごくそっくりって事ね。」





美代子はそんな3人にスマホを向けると、3人はそれぞれ違うようなポーズを撮ってカメラに視線を向ける。ポーズの仕方がまさに時代を表していた。





「え、何それ。」

「スケバンポーズ。知らないか?」

「ごめん知らない。で、父さんの何それ。」

「てへぺろピース。私が学生時代に流行ったやつだよ。」

「………冗談きついよ。」

「正直私もきついなって思った。」

「やっぱAが一番若いってすぐ分かるよね。」

「見てすぐわかんでしょ。」





それを聞いた彼らはガクッと肩を落とし、そんな二人の間でAは呆れたように笑いながらため息を漏らした。





「あ、ねぇ。Aに彼女が出来たの知ってる?」

「あ。」

「…え!?」

「そうなの!?」

「いやぁ……まぁ………」

「どんな子だ??写真ないのか??」





食い気味にグイグイくる祖父の目の前に、菜々子がスマホの画面を向けた。





「このメガネの子。」

「あら、美人さん♡」

「この子と結婚するのか?」

「気が早いよ。」





名前は?いくつなの?と質問の絶えない美代子と、楽しくて仕方ないであろう姉二人はきゃっきゃとはしゃいでいた。いくつになっても恋の話となれば楽しくて仕方がないのだろう。





「で、どこを好きになったんだ?」

「………秘密。」

「教えてごらんよ。」

「言わないよ。おじいちゃんがおばあちゃんのどこを好きになったのか教えてくれたら話してあげるよ。」

「……それはなぁ〜……」





聡は首の後ろに手を当てて少し擦りながら赤くなった顔を隠すように俯いた。今でも祖母を愛しているのはその反応だけでも十分なほど伝わってくる。





「将来おじいちゃん達みたいな夫婦になりたいね。」

「そうなってくれると私も安心するよ。」





そう言って、夏油は小さく笑った。

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魔灯 - 任務代わってくれる棘君優しいな 真希ちゃんと夢主君幸せになってくれー! (2021年9月5日 17時) (レス) id: 43f1bbcd44 (このIDを非表示/違反報告)
魔朝@Bsc(プロフ) - 幸穂ちゃんマジかぁ.............実幸ちゃん達も辛いやろなぁ..........夢主くんがこの一件をきっかけに大量虐殺とかおかさなきゃいいけど......とめて夏油さん!! (2021年6月22日 20時) (レス) id: 9bfc59222b (このIDを非表示/違反報告)
都和(プロフ) - ここで辛い展開やってくると思わなかった、、、頑張れ息子くん! (2021年6月22日 15時) (レス) id: a33a5cff70 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 真希ちゃんが男前過ぎて……(泣)逆にかっこいい (2021年6月18日 16時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ついに息子くんと真希ちゃんがッ!!!!!!!!嬉しい!!幸せ!!トキメキと癒しをありがとうございます!!今夜はお赤飯でお祝いしようと思います!!!!!!笑 (2021年6月9日 18時) (レス) id: addf3f5d58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年6月6日 1時

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