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「あれ、強くなったねぇ〜さすが僕の娘♡」

「よく言うよ。手加減しといて。」





娘に手あげれるわけなくない!?と全く手合わせにならない五条だが、強いのは確かだ。五条本人も日に日に成長していく彼女と手合わせをするのが楽しくて仕方ない。





「高専は楽しい?」

「楽しい?も何も、いつもいるメンバーと変わりないからね。」

「まぁそれもそうね〜はいいっぽーん!」

「ぐえっ!」





ひょいっと軽く投げられて、ドタッとそのまま地面に落ちる。





「まだやる?」

「もーいい。疲れた。眠たい。」





最近任務続きだったせいなのか、眠たくて眠たくて仕方ない。





「パパのお膝貸してあげようか♡」

「いらない。」

「いらないって事ないでしょーがよ。」

「だっていらないもん。」

「昔はパパのお膝枕大好きって言ってたのに………」

「言ってない言ってない。」





記憶を捏造し始める父親にAは呆れ気味だった。でも確かに記憶を辿れば膝枕をしてもらっていた記憶があるにはある。





"「ぱぱ!あれやって!」

「あれ………?………あぁ!膝枕ね!いいよ〜!おいでおいで!」"





女じゃないから柔らかくないし、筋肉がそれなりについてるからむしろ硬い。普通だったら絶対に嫌だ。それでも、暖かくて安心出来るそれが好きだったのも事実。





"「ぱぱのおひざあったかい!」

「んふふ、Aのおててもあったかいね〜!」"





膝の上にある頭を大きな手で優しく撫でられるのも好きだった。成長する事に無くなってはしまったそれだが、改めて思い出すと懐かしくなってしまう。





「さーて、シャワー浴びて仮眠とろーっと。」

「あ、じゃあぱぱも♡」

「傑くんにチクるよ。」

「ごめんて。」

「でも膝枕をする権利あげるから早く着替えてきてね。」

「………え、まじ………?」

「何、嫌なの。」

「今すぐ着替えてくるから早くシャワー浴びて来て!仮眠室取っとくから!!」





久々の娘のデレに五条はウキウキで訓練場を出ていった。そんな様子に呆れながらも、いつもより軽い足取りで高専のシャワールームに向かった。






「A大きくなったね〜」

「まぁね。パパも歳とったし。」

「そういう事言わない。」

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名無し88832号(プロフ) - 告白して結ばれたからそろそろ完結かな?ってめちゃくちゃ心配してましたが続編まだあるようでとても嬉しいです!!!!番外編も楽しみです(*^^*) (2021年6月12日 2時) (レス) id: d28695a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 遂に告ったぁぁぁー!!!告白の仕方がいい!!好き。 (2021年6月11日 23時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 33は何処へ?!?!?! (2021年6月11日 21時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーko(プロフ) - 娘ちゃんと恵くんのデート、ニヤけちゃうwww続きが気になるぅ!!!! (2021年6月11日 8時) (レス) id: 908e4168b8 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 娘ちゃんと恵のデート回!!待ってました!!!!(嬉泣)陰からこっそりニヤニヤしながら覗かせて頂きます!!!!笑 (2021年6月9日 19時) (レス) id: addf3f5d58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年5月28日 0時

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