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伏黒が釘崎らと任務や生徒の育成についての相談をしていると、ドンッと何かが背中に飛び乗ってくる。そんな事をする人間は一人しか居ない。それと同時に、なにか柔らかいものが背中に当たり、それが何かわかった途端手で顔を覆った。
｢…………おりろA。｣
｢恵くん久しぶり〜！長期任務どうだった？｣
｢話聞け。｣
｢A、降りてやんなさいよ。可哀想よ。｣
｢ん？何が？｣
｢お前なぁ……！｣
わなわなと震える手を何とかこらえため息をついた。彼女の危機感はどこへ消え去ってしまったのか。
｢A〜早くストレッチしますよ。｣
｢はーい！じゃあね！あ、野薔薇ちゃん後で今度の女子会の予定立てよ〜｣
｢いーわよ。早く行きなさい。｣
Aは伏黒の背中から飛び降りると、同期の彼らの方へと走っていく。そんな彼女を見て伏黒はまたため息をついた。
｢………伏黒………｣
｢やめろ、何も言うな………！｣
｢顔赤いわよ。何、童貞なの？｣
｢あ"ぁ"あ"！？｣
｢ま、A一途の恵くんだからね〜？｣
｢………ﾁｯ………｣
｢最近ほんとに伏黒が可哀想で仕方ない。｣
ぽんぽん、と肩を叩いてくる虎杖になんだかムカついてきて、思いっきり頭を殴ってやる。なんで！？という声を無視して明音とストレッチをするAに目をやった。
年々綺麗になっていくのは誰が見ても明らかだ。五条に似たその容姿もそうだが、体つき、振る舞い、少しずつ大人らしくなっていく。女の成長は早いと言うが本当にそうだと思う。そんな彼女にドキドキとよからぬ感情を抱くようになったのはいつからか。その時点で五条にはバレてしまい今や警戒対象だ。
｢
｢………あ"？｣
｢いや、いやいやいや！！だからって俺なんもしねーよ！？しねーからね！？そんな怖い顔で見ないでくんない！？｣
｢………ﾁｯ………｣
さすがと言うべきか、なんというか、やはり五条悟の娘だ。身内との距離感がおかしい。それを何とかしない限り伏黒の心の平穏が訪れることは無いだろう。
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名無し88832号(プロフ) - 告白して結ばれたからそろそろ完結かな？ってめちゃくちゃ心配してましたが続編まだあるようでとても嬉しいです！！！！番外編も楽しみです(*^^*) (2021年6月12日 2時) (
レス) id: d28695a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 遂に告ったぁぁぁー！！！告白の仕方がいい！！好き。 (2021年6月11日 23時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 33は何処へ？！？！？！ (2021年6月11日 21時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーko(プロフ) - 娘ちゃんと恵くんのデート、ニヤけちゃうwww続きが気になるぅ！！！！ (2021年6月11日 8時) (レス) id: 908e4168b8 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 娘ちゃんと恵のデート回!!待ってました!!!!(嬉泣)陰からこっそりニヤニヤしながら覗かせて頂きます!!!!笑 (2021年6月9日 19時) (レス) id: addf3f5d58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年5月28日 0時
