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「Aちゃ〜〜〜ん!♡久しぶりやね〜元気してた?♡」
「直哉くん久しぶり〜!めちゃくちゃ元気〜!」
Aが直哉に飛びつけば、彼は満更でもなさそうに抱きしめた。
「A!!!今すぐそいつから離れなさァい!!」
「ほら、こっちには加茂さんがいるぞ。」
「私……?」
「お前ら見苦しい嫉妬やめろや。Aちゃ〜ん、またちょっと大きくなったね〜♡(胸が♡)」
「アウト!!おい!!離れろ変態金髪豚野郎!!訴えるぞ!!」
「あ"ぁ"ん"!?なんやねん変態親父が!!!」
「A、見ろ、有名和菓子店のお菓子。食べたいだろ。」
「食べる!」
「……あの二人は?」
「そのうち飽きるでしょ。」
伏黒と加茂はAを間に挟み、額をくっつけてバチバチ状態の2人を眺めていた。御三家の集まる会議。その日の場所は五条家であり、当主である2人も同じように五条家に集まった。
「毎度毎度、飽きないなあの二人。」
「A、そろそろ止めないと庭が大変なことになりかねないぞ。」
「いんじゃね?」
「お嬢様……!悟様と直哉様をお止めくださいませ……!」
「えー………んもー、2人を止めるのくらい何とかしてよ。」
「無理だと思うぞ。」
伏黒から貰ったお菓子を口の中に放り込み、縁側からぴょいっと降りる。
「はーーい!2人とも喧嘩終わり!!じゃないと私帰るよ!!」
「だめ!!!」
「あかん!!!」
「じゃあ喧嘩やめて、挨拶回りしておいで。」
2人ははい!!と元気よく返事をし、押し合いへし合いをしながら屋敷の中に入っていく。あれは挨拶回りも大変なことになりそうだ。
「徹と渡はどうした。」
「挨拶回り。あの二人の方が大人だし助かる。」
徹と渡は本来なら会議に出席する必要も無いのだが、Aと五条の指名で彼女の護衛兼付き人として同行することが多くなった。
「相変わらず大変そうだな。」
「そう見える?」
「そうにしか見えない。」
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名無し88832号(プロフ) - 告白して結ばれたからそろそろ完結かな?ってめちゃくちゃ心配してましたが続編まだあるようでとても嬉しいです!!!!番外編も楽しみです(*^^*) (2021年6月12日 2時) (レス) id: d28695a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 遂に告ったぁぁぁー!!!告白の仕方がいい!!好き。 (2021年6月11日 23時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 33は何処へ?!?!?! (2021年6月11日 21時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーko(プロフ) - 娘ちゃんと恵くんのデート、ニヤけちゃうwww続きが気になるぅ!!!! (2021年6月11日 8時) (レス) id: 908e4168b8 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 娘ちゃんと恵のデート回!!待ってました!!!!(嬉泣)陰からこっそりニヤニヤしながら覗かせて頂きます!!!!笑 (2021年6月9日 19時) (レス) id: addf3f5d58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年5月28日 0時