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変な時間に目が覚めた。時計を見るとまだ5時で、外は少しずつ太陽が登っている時刻だった。せっかくの休みなのだから昼間まで寝てやろうなんて思っていたのに、と小さく舌打ちをする。
タバコを吸おうと箱に手を伸ばすと、そこにあったはずのタバコはすっからかんになっており、昨夜の記憶を思い返してみる。ちょっとムカついてタバコを連続で吸いまくったのを思い出して、彼はもう一度舌打ちをした。いつもなら、｢今すぐ買ってこい。遅くなったら殺す。｣と部下を脅して買いに行かせるところだが、散歩がてら出かけるのも悪くないかもしれない、とベットを出ると財布とスマホを片手にマンションを出る。
5月になり、少しづつ暖かくなったかと思っていたが朝方はまだ少し寒い。コンビニでタバコとホットコーヒーを買って大きく欠伸をした。
｢あー……せっかくの休みなのにこんな暇なのありえねぇ。｣
公園のベンチに座り、タバコに火をつける。ジョギングや犬の散歩をするお年寄りがちらほらといるだけで、その公園にはほとんど人が居なかった。昼間はピクニックやサッカーをする子供たちや、カップルが多くいる場所だが、早くに来ればこんなにも静かなもんなのかと煙を吐き出した。
プルタブを開けて静かにコーヒーを啜る。少し冷めてしまって美味しくない。やっぱりまっすぐ家に帰るべきだったな、帰ってコーヒー飲み直すか。なんて考えていると、わふっ、と少し低い犬の鳴き声が後ろから聞こえてくる。
｢……は？｣
目の前にいきなり現れた大きな犬。その犬は、ベンチの背もたれに前足をかけて後ろ足で身体を支えていた。首輪には赤く太いリードが着いており、散歩の途中に逃げ出したのだと分かる。長く白い毛が美しく靡いているが、これがまたでかい。蘭自身も身長が高く、それが自慢であるところもあったが、それでもでかい。
｢いや………でっか………｣
なんだよこの犬、としばらくその犬と見つめあっていると、｢レオ！！｣と女の声が耳に届く。その声に犬から顔を逸らすと、息を切らした小柄の女がここにいた。
｢レオ、ダメじゃない、いきなり走り出したら！！｣
その犬は小さく鳴くと、ベンチから飛び退いて嬉しそうにその女に近寄れば、彼女の隣に座り大人しくしっぽを振っていた。彼女は蘭の方に目をやると、眉を下げながら近寄った。
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かのん - 竜ちゃんの心の声が荒れてて面白過ぎるwww (2022年1月15日 12時) (
レス) @page47 id: 23ecb5b22b (このIDを非表示/違反報告)
やまだ(プロフ) - あれれ？竜胆さんしれっと春千夜がヤク中ってバラしちゃったよ？((゜ㅇ゜)??? ｱﾚｪ？竜胆さん？ (2021年10月16日 3時) (レス) @page47 id: 4fca3f24b6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぽぽ(プロフ) - 蘭さん好きぃぃぃぃ！！！！そして竜胆面白すぎるw w w (2021年10月14日 20時) (レス) @page43 id: 908e4168b8 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 竜胆の心の声が面白すぎますwwwwww (2021年10月14日 15時) (レス) @page43 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
絶狼(ゼロ)(プロフ) - 面白いですゲラゲラ笑ってしまいました。最新では思わず竜胆ォォォwwwwwwと変な声が出てしまいましたこれからも頑張ってください応援してます (2021年10月14日 14時) (レス) @page43 id: 1a90028617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年9月26日 3時
