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持って生まれてしまった、センスとカリスマ性。人並外れた瞬発力に、マイキー顔負けの跳躍力に足の速さ。彼女の蹴りの威力は凄まじいものだが、ヒールを履いていればその威力は増す。それに加えて、頭が切れる。普段何を考えているのか分からなかったり、自由奔放でその場の思いつきで問題を起こす様子が多々見られるが、その頭の中では計画がきちんと練られている事もある。

強さと賢さを兼ね備えた彼女は、敵にするには厄介所の話じゃない。





「あたしが居ないからって、勝手に自分のシマみたいな顔してんでしょ?死刑一択♡」

「でも、抗争起こすってんならいい加減チーム使った方がいいだろ。いっつもそこら辺なーなーにしたまま俺らで抗争してっから。お前知ってるか?中学の時それでナメられてたの。」

「知ってる。それが原因でお前がネンショー入ったんも知ってる♡だからあたしもそれなりに考えてんだって〜」





「チームとかめんどーだけど仕方ねーなぁ〜」なんてけらけら笑いながら彼女はそう言った。





「なんだぁ?お嬢はチーム作んのかぁ?」

「ナメられっから作れってときちゃんままがうるせーの♡」

「ままって呼ぶな。」

「ま、とりあえず決めてこーぜ。」

「総長は固定でお嬢だもんね。」





彼らが部隊は3つにするか2つにするか、なんて話し合っていると、談話室の扉が開いた。そこから入ってきたのは佐野、そして同じ仕事に行っていた明司だった。





「お前ら、もう来てたの。」

「お久しぶりです、佐野さん。」

「よぉ、若造ども。なんの話ししてんだ?」





明司は、Aと神宮の座っているソファーの背もたれに寄りかかりながら、二人の肩を組む。





「チーム作るんですよ。いい加減名義がねぇと、その都度ナメられてんすから。」

「その度にボコすのめんどーだしな。」

「Aが総長?」

「私以外居ないじゃん♡」





「だよな。」なんて返事をしながら、彼は首領専用のデスクの椅子に座って彼らの会話を眺める。明司はと言うと、いつも通り三途に絡まれているが、Aの「うるさい。」の一言であっさり黙りこくってしまった。

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自律思考固定砲台 - 梵天大好きな私の為に作られたのかと思った…。作者様、マジで神じゃん!? (2021年9月27日 22時) (レス) @page38 id: 426cb43a7c (このIDを非表示/違反報告)
わわるこ(プロフ) - 夢主ちゃんがマジで好み過ぎる… 主様の作品大好きです!応援してます! (2021年9月26日 12時) (レス) id: e592c4a1c9 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 面白いです!応援しています! (2021年9月20日 13時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - 灰谷兄弟の妹めちゃくちゃいい作品に出会えて嬉しいです!春千夜大好きなので梵天絡みまじ好きです!落ち楽しみにしてます!!これからも更新頑張ってください^_^応援してます! (2021年9月16日 13時) (レス) id: 70f00aa1ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年9月16日 2時

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