最強と娘-8【呪術廻戦】

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｢は〜〜〜〜可愛い〜〜〜〜！！！！｣





五条に先日買った服を着て見せれば可愛い可愛いとベタ褒めだった。スマホのカメラを起動させてパシャパシャと何枚もな写真を撮る。共有スペースでは、そんな様子を見ていた伏黒や虎杖やパンダ、夏油や家入は呆れ顔だ。





｢くぁっわいぃ〜〜〜っ！もっと目線ちょうだい！！！！｣

｢どこのカメラマンだよ。｣





呆れた様子でため息を着いた家入だが、彼女のその姿を見て成長したよなぁなんてしみじみ思ってしまう。





｢容量いくらあっても足んないわこれ！！！ちょ、次の服着てきて！！｣

｢えー、もう良くない？｣

｢だめだめ！！今日はAの特別写真会なんだから！！！｣

｢勝手に決めんな。｣




そう話している間もムービーを撮ったり写真を撮ったりと五条は忙しない。





｢Aってほんと大変だよね。｣

｢今更ですか？｣

｢いっつも大変そうだよ。｣

｢日常茶飯事だよな。｣





お土産のお菓子を食べながら、彼らはその様子をただ眺めていた。Aは結局次の服に着替えに行き、五条はまたコレクションが増えた！とスマホを見てにやにやしていた。





｢五条さんAの写真どれくらい持ってんの？｣

｢この世の誰よりも多いよ〜｣

｢そんなん知ってるよ。｣

｢でもこの前機種変したばっかだから少ないよ〜まぁデータは取ってあるんだけど。｣





ほら、と見せられたフォルダにはもう何千枚という数の写真が収められていた。機種変をしたと言っていたが、3週間くらい前だ。任務で壊れたスマホを買い換えた頃からだからちょうどそのくらい。





｢もう一万いくじゃないか。｣

｢いやぁ〜Aへの愛は無限大だからね！｣

｢どの角度も同じじゃん。｣

｢分かってないな〜硝子！！Aはね、角度によってその美しさが違うんだよ！0.1ミリ事に表情が変わるんだから！｣

｢はいはい。｣





そんな話をしている五条を他所に、虎杖はひょいひょいっと画面をスクロールしていく。





｢あ、これ寝顔じゃん。｣

｢うわ……｣

｢娘の寝顔こんだけ集めてる父親も気持ち悪いよな。｣

｢Aに言ったがよさそ？｣

｢……知らない方がいいこともある。｣





伏黒の言葉に、虎杖とパンダは深く頷いた。しかし、この数秒後やってきたAに寝顔の写真がバレてしまい強制削除させられることになる。





｢まぁパソコンにデータあるからいいんだけど。｣

｢悟ってほんとクズだね。｣

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