50、数時間前５ ページ7
ガチャッと勢いよく扉を開けると研磨はびっくりしてこっちを見た。まぁそれも僕が鬼のような形相をしてたからなのもある。
『けんまぁぁぁぁぁ！！』
孤爪「A？あれ、今日クロの家じゃなかったの？」
『けんまぁぁぁぁ〜』
僕は、もうだめだどうしようとか言い、涙をぼろぼろ出しながら言った。
孤爪「…え？A、泣いてるの？」
研磨はゲームを中断し、僕の顔を心配そうに見る。ぼくは研磨のベットに腰をかける。
孤爪「どうしたの？クロになんかされたの？」
『………』
孤爪「なにされたの？」
『………えぇっと…』
孤爪「？」
『……キスされた。…しかも普通じゃなくて、なんだろ。長いやつ…』
ぐすぐすと泣いてると、突然僕は研磨に押し倒された。
『え、なに、けんま…？』
孤爪「Aってずるいよ。顔も声も可愛いし、こっちの気持ちも知らないで誘惑してくるし…それに泣き顔えろいし」
『ゆ、ゆうわくなんかした覚えないっ…！』
研磨は僕の首筋と鎖骨あたりを優しく指でなぞる。変な感覚に思わず声を出してしまうと、研磨はにやりと笑いながら言う。
孤爪「必死になってる顔も怯えてる顔もその声もまたそそるんだけど」
『ちょっと、お、落ちついてっ…んっ！ねぇけんまってば！…痛っ！？』
首筋にチクっとした痛みを感じた。
研磨は鎖骨と首筋にキスを落としていく。
『…ねぇ…っん…け、んまぁ…っ』
孤爪「ほんと可愛いね」
あまりの慣れないはじめての感覚にくらくらしながら、身動きもできずにただただ声をもらしながら耐える。
『もうやめて…おねがいっ…、おねがい……！んんっ…』
孤爪「そんな可愛く言われたら止まんなくなるんだけど」
『おねがいだから、やめて…っ！よ…いしょっと！』
僕は残りの体力をふりしぼって研磨を逆に押し倒し返す。すぐに僕は研磨からさささっと離れ、部屋のドアノブを回し外にでてから言った。
『せ、仙台とか行ったり烏野と試合したり、疲れて研磨も気が狂っちゃったんだよね！！ゆっくりおだいじに休んでね！あは、あはは〜！』
バタンっと扉を閉め急いでリビングに行く。
荷物を持ってすぐに研磨のお家を出た。
もうクロの家には帰れないし、もちろん自分の実家の鍵は忘れて持ってないし、もおおおおどうしろってゆーわけ？！
だれか真面目で冷静で頼れる人…できれば音駒じゃない人で…！
………あかあしだ！！！！
僕は急いであかあしに電話をかけた。
『あかあしいいいいい〜』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 324人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たばちゃ - 檑くんさん» ありがとうございます！！泣泣！これからもぜひ読んでいただけると嬉しいですっ=(^.^)= (2023年4月8日 19時) (
レス) id: 8f198c86e4 (このIDを非表示/違反報告)
檑くん - めっちゃ良かったなんだろう凄すぎて泣けてきます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀) (2022年6月9日 13時) (レス) @page13 id: b9a57fb77b (このIDを非表示/違反報告)
たばちゃ - めいさん» きゃぁぁ(/ _ ; )更新停止してしまい本当にごめんなさい、、。・゜・(ノД`)・゜・。それにも関わらずファンだなんて、、、めちゃめちゃ嬉しいです！！！ありがとうございます！！また読んで頂けたら嬉しいです〜！！！ (2020年10月15日 21時) (レス) id: 83140cd721 (このIDを非表示/違反報告)
たばちゃ - 獅狼さん» コメントありがとうございます！期間空いてしまいましたが、楽しんでいただけるよう書きますので読んでいただければ幸いです ！！！･:*+.\(( °ω° ))/.:+ (2020年10月15日 21時) (レス) id: 83140cd721 (このIDを非表示/違反報告)
たばちゃ - 狛犬@VIIさん» コメントありがとうございます〜！！！！！（；＿；）（；＿；）お待たせしてしまい申し訳ないです、、。更新ちょくちょくする予定なのでまた見に来ていただけるとめちゃめちゃ喜びます！！！ (2020年10月15日 21時) (レス) id: 83140cd721 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たばちゃ | 作成日時：2019年9月17日 5時
