ねぇ、烏野に超絶可愛いジェンダーレス男子が来たらしいよ

2、初日だぜぇ ページ4

貴方サイド




しょっぱなオワタな僕です
学校に着きました





幸いにも注意だけで済んだからよかった
ほっと一安心



もう遅刻しないようにしなきゃね…



職員室に行くと先生が待っててくれた




武田「はじめまして。僕は武田一鉄です。担任ではないんですが3組の次の時間は現代文なので僕が一緒に行くことになりました」




貴方『星宮Aです。よろしくお願いします』




ぺこりと頭を下げる




武田「星宮Aくんは読モなんですよね。最近知りましたよ。なんだか女の子たちが君の話をしてて」



貴方『なんか嬉しいです』



へへへと笑うと先生はびっくりしたような顔をした




…笑顔ひきつってたかな？




武田「いや〜、笑顔がすごく可愛らしいと聞いてたんですが本当に可愛らしくて…ああっコンプレックスに思ってたら本当にごめんなさい」


貴方『大丈夫です。逆に嬉しいです』



きりっとした顔で全力のイケボォで言うと先生は笑ってくれた



先生いい人そうでよかった！



そんなこと話していると3組についた




先生が教室に先に入り、転校生を紹介すると言うと生徒たちは静かになった



ーーーーーーーーーー



？？サイド




今日が噂の…ジェンガーなんちゃら男子？が来る日だ！



今日はいつにも増して、キュートなガールズがきゃっきゃっうふふしてる…眼福だぜ…




でも及川みたいな奴だったら許さねぇぞ
まぁどんな奴か俺が確かめる！
ジェンガ男子かかってこいヤァ！



あ、武ちゃんが来た




武田「今日は転校生を紹介します」



すると男子の制服を着た女子が来た



まんまるな目
ふわふわした髪
華奢な体
小さめな身長



え？！えっ！ちょま、か、かっ、かわいっっ
な、なんだ？！女子？！えっ男子？！




貴方『星宮Aです。仲良くしてください！』




そいつがニコッと笑うとぱぁっとクラスは癒しのムードに包まれた



さっきまで騒いでいた女子もすごく安らかな顔をしてる



みんなニコッとして安らかな顔




全員「「(なんだこの可愛らしい天使は…)」」



武田「じゃあ、星宮くんは西谷くんのとなりに座ってもらおうか」



俺の隣？！キタコレェ！


西谷「よっしゃぁぁあ！」


周りから睨まれた
特に女子の睨みがハンパねぇ
あ、こわいな女子


貴方『はーい！西谷くんか！よろしく』


西谷「よ、よろしく！」


緊張すんなぁ
本当に男なのか？
なんか女子にしか見えねえぞぉ！

3、西谷君と楽しいクラスの仲間たち→←1、はじまりであります

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