ねぇ、烏野に超絶可愛いジェンダーレス男子が来たらしいよ

21、過去編2 ページ23

貴方サイド



学校を出た



『……最近、バレー部みんながすっごい優しくなった気がする…。くしゃみ我慢きつい。涙は出るは、鼻水やばいわ、目は痒くて充血するわで花粉症辛い。早く薬買いに行こ』



ぷるるると電話がなった
お母さんだ


『ｸﾞｽｯ……お母さん』


泣いてんの？！って驚かれる


『花粉症』



一人暮らしは慣れた？って聞いてくる



『まぁね』



すると突然、宮城で一人暮らししてほしいの…
今までみたく仕送りはするから安心して？
って言ってきた



『学校は？！』



転校よ…って

…住所特定されたのと、作者の都合だって


住所特定ってあるんだ…あと作者の都合ってなんだよ


『いつ出発？』


もう引越し業者さんに荷物は頼んであるから、Aが帰ってきてすぐ。早く帰ってきてって言われて電話が切れた


今日？！

するとくしゃみが出た
思わずスマホを持ってた手を離して落としてしまった




ぶぇっくしょーいっ！！



ﾊﾞｷｯ




ま さ か



恐る恐るスマホを拾うと画面がバッキバキに割れていた


オ ワ タ


でも割れてるだけなら修理できるから…大丈夫落ち着けって思ってホームボタンを押す
だかしかし、画面は真っ黒なままだ
電源ボタンを押しても反応無し



サァァァッと血の気が引いた
どうしよう


元気でねメール送ろうと思ったのに



あ！電話なら自分のじゃなくてもかけられるじゃん
そんなこと考えながら薬局に行って薬を買って、おうちに帰った


『ただいま』

母「おかえり」


引越し業者さんは荷物を運んでくれてる
家の中に入るともう殆どの荷物がなかった


スマホ壊したって言うと怒られた


すると引っ越し業者さんはトラックに荷物を全部詰め込んだみたいでその後すぐに発車していた



僕とお母さんは車で宮城まで向かう
道路は結構空いてる

僕は助手席に座ってる


『スマホかして！』


電話しちゃお！
お母さんのケータイを貸してもらう





ん？



…まてよ




…みんなの電話番号






…しらん






いつも電話帳から電話してたから、みんなの電話番号なんて覚えてる訳がなかった



『おーまいがぁ！！！』



頭を抱えて叫んだ



母「うるさい！」


なんでこんなヘマしちゃうの僕

そして宮城に着いてしまった






_______そして烏野高校に転入し今に至る☆


まだ皆に連絡取れてない
会いたくて会いたくて震える


けど合宿最終日に仕事で東京いくから研磨の家とか行こ！ふふっ楽しみ！

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