ねぇ、烏野に超絶可愛いジェンダーレス男子が来たらしいよ

31.そのころ2 ページ33

澤村「きまった…。恨みっこなしって言ったからな。」


菅原「まぁ、また明日もあるから」



日向「影山よ。じゃんけんに入れてやれなくてごめんな。まぁ俺は左隣だけど！ふふっ」




すると襖が開く音がして名前と影山が出てきた。視線が一気に集中する




「あれ？」
「一緒にいたの？」
「なんで手握られてるの？」
「え、影山どこいたの？」



影山「Aさんと一緒にいたっすけど…」



『あ！布団敷いてある！もう寝る場所決めていいですか？』



澤村「いいぞ〜」



『僕、端っこじゃなきゃ寝れないからな』



全「え？」



名前はすぐに壁寄りの端っこの布団を陣取った。



全「(あれ、そこの位置って隣一個しかなくない？しかも正面の布団ないじゃん。近く行けるの1人だけじゃん)」



そのとき、Aと影山以外の全員に、だれがAの隣に行くべきかという緊張が走った。


『影山おいで』

全「？！？！」

Aは隣の布団をポンポンと叩きながら影山を呼んだ。影山はAの隣の布団の上にストンと座った。



影山「おっす」


東峰「もしかして…場所決めてたりした？」



『あぁはい！風呂出た時に僕から影山に隣で寝よって言ったんです』



澤村「…あ、あはは…そ、うだったのかぁー」



『そうだよな、影山？』



影山「うっす」



するとAは、かわいいなぁって言いながら影山の頭をワシャワシャと小さな手で豪快に撫でた。



菅原「決めてたなら、し、しかたないなー。な、お前ら？(影山処す？処す？)」



東峰「そうだよなー」



1年「んんん…(影山ずるいずるいずるいずるいずるい)」




こうしてじゃんけん大会は幕を閉じましたとさ
めでたしめでたし

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