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




お風呂に入って 、 頭をタオルで拭きながらリビングへ戻ると 、 着信音が聞こえて 、 カバンをガサガサと手探りで携帯を探していると 、 見た事のない箱が入っていた 。




『 なんだろ 、 これ .. 』




少し縦長の箱を開けると 、 綺麗なネックレスと紙が入っていた 。




『 .. これ 、 中間さんが 、 』





一緒に出てきた紙には 、 少し不格好だけど 、 可愛らしい文字が綴られていて 。



こんなことしてくれる人なんだ 、





なんか意外だな 、




もうちょっと 、 なんだろ 、



さっぱりしてる人なのかなって思ってたけど 。





ぼーっとしていたら 、 また着信音が鳴り響く 。




『 .. もしもし 、 』

重 「 あ 、 帰ってたんや (笑) 」

『 なんなの 、 明日話聞くって言ってたじゃん 』

重 「 いや 、 なんか淳太うるさかったから (笑) 気になってもうて電話した 。 ええやつやろ ? (笑) 」

『 .. うん 、 そうだね 、 今には珍しいくらいに 、 いい人 。 』




机に置いたネックレスと紙をちらっと視界に入れて 、 重岡にそう返事をした 。

▽→←○



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作者名:ゆた。 | 作成日時:2020年2月26日 3時

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