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○ ページ33
会話をすることがあんまり得意ではなく 、 それに愛想もあんまりよくない 。
自分でも分かってる 。
だから 、 よく 、 スカしてて腹立つと適当な理由で虐められることもあった。
でも 、 中間さんは 、 適度に話題を降ってくれて 、 話し上手なうえに 、 聞き上手 。
うんうん 、 と相槌をうってくれたり 、 くすりと笑ってくれたり 、
話しやすいし 、 話してて楽しいと思う 。
淳 「 神崎さん 、 俺より年齢下やのに 、 俺より全然落ち着いてますよね (笑)」
『 そうですかね 、 (笑) あと 、 中間さん全然タメで話してください 。 私より歳上ですし 、 私なんかに敬語使わなくて大丈夫です 。 』
淳 「 あぁ 、 ほんま ? ほな 、 そうする 。 神崎さんもタメのが良かったらタメでも大丈夫やで 」
『 いや 、 私は 、 』
そこまでいえば 、 すぐに察してくれたのか 、 にこっと微笑んで 、 「 大丈夫やで 」 と優しく言ってくれた 。
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作者名:ゆた。 | 作成日時:2020年2月26日 3時