Who am I ？ 20

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「あの時も変だって思ったんです。犬が死んでるのをただわたしは見つけて…、そしたら次の日は牛が…。だからカッとして問い詰めに行っただけなんです」
WN「僕たちが行ってみます」
「あいつは…！自分の親を…、自分の親を殺してその肉を食べてたんです！」
『はい？』
「だから気を付けてください」
WN「分かりました」
『ちょっと見てきますね』
「キム・マンスです。夫の名前…！」
WN「キム・マンス？」
SG「怖いよ〜！！！」
『ねぇ、おかしくない？変に思わないでって言うけどさ、あのお母さんが変っていうか、なんか、全体的に変…！』
SG「怖すぎるよ」
『帰る？一旦帰る？』
WN「みんな見つけなきゃㅎㅎㅎ」
『大丈夫！みんな帰ってくるよ！』
WN「はい、行くよ〜ㅎㅎㅎ」
SG「整理してみる？夫の名前がキム・マンス」
『あ、お母さんの名前聞くの忘れたね』
SG「ほんとだね」
WN「ゴ・ソンイルは殺人鬼の名前なんだよね？」
SG「なんかそれっぽい名前だね。…済州島出身なのかな」
『どうする？同郷かもよ？』
WN「ただ廃墟探検に来ただけなのに」
SG「はぁ…、ここでふざけてちゃダメだよね。いや、僕たちはゴーストハンターで…。ゴーストハンターで合ってる？でも思ったより再生回数を稼げそうだよ」
WN「確かに」
『これ再生回数1番になったら何か貰えるの？』
WN「それは聞いてないね。ゴ・ソンイル？そいつを見つけたら1位になれるかも」
『ソンイルを捕まえて、動画のタイトルを“まさか廃墟探検中に！？ニュースで話題！極悪犯を捕まえてみた“にしよう』
WN「ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」
SG「だからヌナ！ふざけちゃダメなんだって！」
『ごめん、ごめんㅎㅎㅎ』

*

WN「ここから入ってみる？」
SG「ここなの？」
『どこから入れるの？』
MG「スングァナ！」
SG「お？」
MG「助けて」
『ミンギュ？どこに居るの？』
MG「ドア開けられる？」
SG「何事なの？」
WN「開けられない、血痕がある」
SG「血痕があるの？そこに」
『うわ、ホントだ！なに？誰の血痕！？』
SG「え！ヒョン開けるの？開けちゃダメなんじゃない？」
MG「外からは開けられるみたい。入って入って入って！」
『ミンギュヤ！ウジオッパ〜！』
SG「入って大丈夫なの？大丈夫？」
WN「ここが廃墟なの？」
WZ「違う。まだ廃墟に行ってないのか？」
MG「俺たちはある男に連れてこられたんだよ」
『キム…………、何だったっけ、旦那さんの名前？ㅎ』

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