恋バナ ページ42
NO side
『白雪Aの ゆんたく会〜!』
金曜夜11時。
軽やかなBGMとともに番組が始まる。
『さあ、今週も始まりました、白雪Aのゆんたく会!
この番組は、声優・白雪Aがのんびりまったり
ゆんたく〜するだけのラジオ番組となっています。』
『うちなーぐちで おしゃべり を意味する ゆんたく を
番組名に付けさせていただいたんですけど、
番組の略称は、白雪の名前からとって 雪ラジ で
お願いいたしまーす』
慣れたように毎回恒例の番組説明を読み上げる白雪。
だが、今回のラジオは普段より賑やかになりそうだ。
『さて、今週はゲストが来てくれてます!』
『白雪のマブダチ、鬼頭明里ちゃんでーす!』
鬼「はーい、よろしくお願いしまーす!!」
鬼「Aも言ってくれたけど、
私たちはね、同い年で仲良しなんですよ!」
『そうなんですー
いつもお世話してまーす』
鬼「お世話になってまーす笑」
『ちょっとね、我々話し出すと止まらなくなっちゃうから
オープニングはこんなもんにしときましょ笑』
鬼「そうね、女子会開催しちゃうから笑」
オープニングもそこそこに、
リスナーからのお便りを読んでいく。
『はい、じゃあ最初のお便り!』
『ラジオネーム ぴぃちゃん さんから!
"Aちゃん、明里ちゃんこんばんは!"』
「『こんばんわー』」
『"今回、明里ちゃんがゲストにいらっしゃると聞いて、
お便り送らせていただきました。
女子が集まったといえば、やることは1つ!
恋バナ!ですよね?笑
いつもお二人でお話しているかもしれませんが、
ファンにもちょーっとだけキュンを分けてください!
お願いします!笑
これからもお身体に気をつけて、
お仕事頑張ってください!応援してます!"』
『とのことでーす』
鬼「いやぁ、いいお便りだね!!」
『なんでよー、話すことないって笑』
わかりやすくテンションの上がる鬼頭と
対称に静かになる白雪。
鬼「以外とね、2人でいるときに恋バナしないよね?」
『そうね、』
鬼「なんでかっていうと、Aが嫌がるんですよ笑」
『だってー、恥ずい.....笑』
鬼「こんなにね、恋愛経験豊富そうなのに。」
『いやいやいやいや、』
『A、彼氏いたことないよ?』
鬼「え!!初耳!!!」
白雪による衝撃発言に
鬼頭をはじめ、ブースにいる全員、驚きを隠せない。
192人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:CloveR | 作成日時:2023年11月26日 21時