恋の魔法をかけられて3 MASHLE

失ってた五感を取り戻したら ページ31

【五感のどれかを失ってしまったら】と同じ世界線で行かせて頂きます


マッシュ・バーンデッドの場合 ※味覚
『ぁ…美味しい、美味しいよ…っシュークリーム、』

「…！！本当、？僕のシュークリームの味、分かる、？」
いつものようにマッシュくん特製シュークリームを食べていると、五感を失う前に食べたシュークリームの味がした貴女。最初は信じられないと思っていたけれど、カスタードの優しい味が口の中いっぱいに広がって味覚が戻った事を自覚する貴女。涙を流しながら感想を述べます。味覚を失ってからお礼は言って貰えても感想を貰えなかったマッシュくん。驚きつつ、嬉しそうに特製シュークリームの感想を聞いてきます。そこからも毎日毎日シュークリームを持ってきて一緒に食べるようになります。平和な日常が戻って幸せそうです


フィン・エイムズの場合 ※触覚
『…温かい、っ、フィンくんの手、温かいね…っ』

「ぇ…？分かるの、？本当に、？僕の手、温かい、？」
目は見えてるからフィンくんに手を握られていることは分かっているんだけど、触覚がないせいで見えているのになんだか不思議な感覚に陥っていた貴女。だけど、失われた触覚を取り戻した事で段々とフィンくんの手の温かさや程よい力で手を握られていることに気づいた貴女。嬉し涙が溢れて止まりません。最初は貴女の言っていることが理解できなかったフィンくんだったけど、泣きながら自分の手の温かさを伝えてくるから軽くパニックになりつつこちらも嬉し涙を流します。そこからはお互いに触れ合う回数が自然と増えてたら嬉しい


ランス・クラウンの場合 ※嗅覚
『まだ……柔軟剤変えてなかったんだね、』

「！お前、分かるのか、？」
嗅覚を失う前はいつも柔軟剤の香りが好きだなんだ言ってた貴女。嗅覚を失ってからはもちろん香りなんて分からないから変わったとしても分からないし、褒めるなんて事はないから調子が狂ってたランスくん。好きな花の香りも分からず笑顔が段々無くなっていく貴女を見て益々ランスくんも元気が無くなっててドットくんも不安そうにしてた事も。匂いが分からないだけで、ランスくんが何かを変えた時話に出したり、褒めていた貴女。だけど、外見やら持ち物を変えていたとしても、柔軟剤の香りだけは変えなかったランスくん。嗅覚が戻った時は嬉しくなってるし、次会う時も柔軟剤も変えることなく貴女の元へと足を運びます




字数が足りない…次のページにいつもの2人続きます！

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