復讐7 ページ8
お館様「A、沈黙は肯定だととらえてもいいね?」
お館様が優しく私に問いかけるように言う。
嗚呼、貴方だけには信じて欲しかったなぁ…なんて。
『………コクン』
私は黙って頷いた。
柱「「「!!!」」」
やってもないことをやったと認めるなんて、こんなにも辛いことなんだなぁ…
お館様「……そうか。私は、最後までAが正直でいてくれなかったことが悲しいよ…」
お館様は今にも消え入りそうな声で言った。
意味が分からなかったけど、もういいやと思った。
その時だった。
?「あの…!」
誰かの声が聞こえた。
『「「!?!?」」』
ふり返ってみると、隠の姿があった。
お館様「…どうしたのかな。」
隠「ハァハァ…光柱様と闇柱様がいた場所に、この女の子が…!」
隠の後ろに隠れていた女の子が顔を出す。
あれは…!
『結菜ちゃん!?』
結「お姉ちゃん!」
結菜ちゃんが私に抱きついてくる。
お館様「A、その子を知っているのかな?」
『はい、現場にいた女の子です!真実を知りたいなら、この子に問いかけて見てください!』
結菜ちゃんが来てくれた。
その事実だけで、私の心に一筋の希望が芽生える。
お館様「そうか。では…」
百「っ、お館様!そんなことをなさらなくても、Aが罪を認めたなら、それで良いじゃないですか!わざわざその子に聞かなくても「百合香。」…ッ」
お館様「静かにしようか。今はこの女の子にきいているんだよ。」
お館様がそう言うと百合香さんは大人しく定位置に戻った。体を震わせ、怯えているようだ。
それはそうだろう。
必死に隠していた真実を暴かれるのだから。
とても正気ではいられない。
柱達も流石に百合香さんの様子が怪しいと思ったのだろうか。
皆、怪訝な顔で百合香さんを見つめていた。
お館様「じゃあ、話してもらおうか。少しずつでいいからね。」
お館様が結菜ちゃんを安心させるように言う。
結菜「はいっ、」
結菜ちゃんは返事をして話し出す。
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アミ(プロフ) - 東雲さん» リクエストの作品、「次はあんたの番だよ 弐」という題名で出させて頂きました。楽しんでいただければ幸いです! (2021年10月17日 12時) (レス) id: d1ce3b19d9 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 東雲さん» リクエスト、ありがとうございます!勿論いいですよ〜!遅くなるかもしれませんが、楽しみにしていてください! (2021年10月16日 19時) (レス) id: d1ce3b19d9 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - とても面白かったです〜!!悪女主ちゃん、カッコ良かったですね(*´∇`*) リクエストで、無一郎くん落ちの悪女主ちゃん作品作れますでしょうか…?出来ればで大丈夫です! (2021年10月16日 17時) (レス) @page20 id: abe341e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - ゆりさん» こちらこそ、最後まで見て頂けてありがとうございます!とても嬉しいです! (2021年10月11日 21時) (レス) id: d1ce3b19d9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - すごく良かったです。ありがとうございました。 (2021年10月11日 17時) (レス) @page24 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
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