復讐13 ページ14
霧ヶ山に到着した私はこんなに山奥に私を呼び出したのは誰なのだろうか、と考えていた。
しばらくすると、遠くから人影が見えてきた。
それは、だんだんと私に向って近づいてくる。
そして、少しずつその姿があらわになってくる。
その人物は…
『え、百合香…？』
恐ろしいほどの憎悪と嫉妬の目で私を睨み付ける、百合香の姿であった…。
＊＊＊
実弥side
「「カァァ！カァァァァ！！！」」
空から鴉の鳴声が聞こえ、上を見上げるとAと闇夜の鴉の姿があった。
「伝令ェ！伝令ェ！」
いつもとは違う、慌てたような鴉達。
嫌な予感がした。
もしかしてAになにか…
いや、そんなはずはない。
闇夜とは接触禁止になっていたし、まず、あいつの階級は癸だ。
柱と癸が関わる機会は滅多に無い。
さらに、確か今日、あいつは任務だったはずだ。
Aは非番で、あの少女と甘味処に行くと行っていた。
きっと、何も起こってない。
問題はないはずだ。
そう自分に言い聞かせ、少しでも心を落ち着かせようとする。
が、それとは裏腹に身体からは冷や汗がふき出し、手が震えた。
そして、次の瞬間、鴉から放たれた言葉により、俺は硬直した。
「光柱・光月A！霧ヶ山デ、意識不明ノ重症デ発見サレタ！
ソノ後、蟲柱・胡蝶しのぶニヨル治療ヲ受ケ、今モ意識ハナイ！」
「倒レテイタ光柱ノ横二ハ、階級癸・闇夜百合香ノ姿ガアリ、今モ拘束サレテイル！
柱ハ全員産屋敷へ集マレ！」
『……は？』
まるで世界中の時間が止まったように世界から音が消える。
俺は、しばらくその場に立ち尽くしていた。
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿さぁ、運命をかけた柱合裁判の始まりだ
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アミ(プロフ) - 東雲さん» リクエストの作品、「次はあんたの番だよ 弐」という題名で出させて頂きました。楽しんでいただければ幸いです！ (2021年10月17日 12時) (
レス) id: d1ce3b19d9 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 東雲さん» リクエスト、ありがとうございます！勿論いいですよ〜！遅くなるかもしれませんが、楽しみにしていてください！ (2021年10月16日 19時) (レス) id: d1ce3b19d9 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - とても面白かったです〜！！悪女主ちゃん、カッコ良かったですね(*´∇｀*) リクエストで、無一郎くん落ちの悪女主ちゃん作品作れますでしょうか…？出来ればで大丈夫です！ (2021年10月16日 17時) (レス) @page20 id: abe341e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - ゆりさん» こちらこそ、最後まで見て頂けてありがとうございます！とても嬉しいです！ (2021年10月11日 21時) (レス) id: d1ce3b19d9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - すごく良かったです。ありがとうございました。 (2021年10月11日 17時) (レス) @page24 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
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