カリンはおいらのもの ページ20
〜カリン〜
グスン…グスン…
カイ「カリン、大丈夫?」
カ「…うん。」
カイくんがそっと私の涙をぬぐってくれる。
カ「ありがとう。もう大丈夫よぉ。」
私はカイくんに笑顔でそう言った。
カイ「良かった。」
私がいうとカイくんも笑ってそう答えて
くれて。
嬉しくてまた涙が出そうになった。
フ「カリィーーーンッ!」
カ「…フウカちゃん?」
私がそうつぶやくとフウカちゃんがガバッと抱きついてきた。
カ「わぁっ!」
フ「もー、心配したよ。
探しても探してもいないんだもん。
迷子になったのかと思ったよ。」
口をとがらせていうフウカちゃんに私が苦笑
していると…
カイ「カリンが迷子になるわけないだろ?
おいらがいるんだから。
それと…」
そこまで言うとカイくんは私とフウカちゃんが
繫いでいる手を引き離した。
カイ「カリンは、おいらのものだから。」
そう言うと、カイくんは私を自分の胸に
抱き寄せた。
カ「カ、カイくんっ///」
フ「あれあれー?お二人さんもしかして…」
カ「///」
カイ「とにかく、カリンはおいらのだから、
邪魔しないでよねー。」
チ「…おい、カリンはおいらのものとかって
ど〜ゆ〜意味だよ?」
そこでずっと黙っていたチトセくんが口を
はさむ。
フ「ちょっと!鈍感王子は黙ってなさいよ。」
チ「なんだと!?」
フ「あ、じゃあお二人さん先行ってるから
ごゆっくり〜♪」
そう言うとフウカちゃんは走り出して行く。
チ「おい、フウカ!」
その後をあわててチトセくんが追いかける。
その二人を見て思う。
カ「いつか私達もあんな風になれたらいいなぁ
…」
凄く小さい声で言ったはずなのにカイくんには
聞こえたみたいでそうだね。と返してくれた。
カイくんの初めての彼女。
これからがスッゴくたのしみだわぁ。
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅葉(くれは) - リクエスト フウカトチノセのキス (2021年6月11日 21時) (レス) id: 605309b64c (このIDを非表示/違反報告)
ノコ - はい! (2021年2月10日 17時) (レス) id: aa600714e5 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - ノコさん» リクエストってことで良いですかね? (2021年1月22日 8時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
ノコ - フウカ、熱、チトセ、お見舞い、フウカ熱で寝ぼける。 (2021年1月21日 18時) (レス) id: aa600714e5 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 山形みるくさん» ありがとー!みるの小説もすっごく面白くていつもニヤけてますw (2020年10月10日 19時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ